ビルの谷間の川は流れない・人の波だけが流れて行く……
クールファイブのムード歌謡曲「東京砂漠」の歌詞の一部です。
多くの人々が重なりあって存在しながらも、人は流れるだけの川のようだと。
大都会の生活では、学歴や職歴の過去を問わず、将来のどのような夢やビジョンを持とうが、今の自分がその社会にどんな存在であるかが問われているようです。
大都会では自分本位の生活環境に怠り易く、無機質で心が砂漠化する怖れが。
「宵越しの金は持たず!」との江戸っ子の生粋は誰もが知るところです。
東京(江戸)には、義理人情を地でゆくような人々が今でもたくさん住んでおります。
大都会が無機質化したのは、無機質化しなければ生きられない社会環境に変化したのかも。
今の自分だけの利益を確保するだけで生活が成り立つ状況があると言う事でしょう。
大都会でカラダひとつを生きながらえて行くのは大して難しくありません。
繁華街の裏道に捨てられる飽食の副産物を漁るだけで生きる事だけは出来るのです。
ホームレスは田舎に存在いたしません。
田舎では、人間ジャングルに身を隠す事が出来ないからでしょう。
大都会の人間ジャングルは、ホームレスを養うパワーの他に、生活の工夫や知恵などの様々な可能性を生み出す土壌でもあります。
のんびりと時間が流れる心穏やかな田舎の生活には、パワフルな活動や厳しい業界を引っ張る知恵などが生まれにくい環境とも言えそうです。
しかしまた、その都会の人間ジャングルを構成する人々は、何らかの形で田舎が存在していそうです。
心の故郷で生気を養い、都会で成就させるような感性を持ち合わせる必要がありそうです。
私は、東京砂漠を草木の栄えない砂漠と感じ、また知恵を生み出す源流だとも感じます。
写真は先般、都内私鉄の間引き運行で生じた駅構内の人の波。都会の人の川のようです。
今日も数組の来客対応や研究開発の仕事を行いました。
時間に追われての生活では、心を砂漠化させない意識を強く持たねば……
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