豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家の温熱性能は必須の時代に…北斗市

2016-01-05 17:41:53 | ファース本部

2020年に省エネ基準が規制となり、高気密・高断熱以外の家は建てられなくなります。
時代の流れを見れば必然ですが私は、昭和60年代にこれを行い奇人変人扱いでした。
家の断熱の在り方で冷暖房に使用するエネルギーを大幅削減する余地がまだあります。

そもそも国の基準や規制があるから断熱性能を上げるとの発想が疎ましく思います。
住む人が省エネで、健康長寿に暮らすには、住む家の断熱性能をひたすら上げるのです。
それは住宅を大量販売しなければ成立しないハウスメーカーより、地域に密着して小回りの利く小規模工務店は明日からでも実践することが可能です。

省エネ法2020年義務化は、同時期にゼロエネ住宅も本格的な競争時代に入ります。
住宅の断熱、気密、遮熱、蓄熱などの性能向上で小さなエネルギーで全館冷暖房が可能になるからです。この小回りの効く小規模工務店には大きなチャンスとも言えそうです。

節電とか省エネとは、その言葉を聞くだけで常に我慢を強いられるイメージがあります。
温熱性能を適切に向上させた家では、住む人が我慢をすることなく快適な居住空間に過ごしながらも省エネが実践できるのです。我慢して過ごす家での疾患率は突出しています。

断熱材や気密施工の良し悪しは、色々な断熱材や工法の一長一短があります。
私は昭和55年当時から断熱性能の在り方に直面し、独自の研究開発を行って来ました。
窓には平成2年よりLow-Eガラスなど「多機能ガラス」を用いてきました。(写真)

家の断熱層内側にある構造体、内装材、家具、建具などは、全てが蓄熱材となります。
この蓄熱容量が多いと外気や日射に左右されずクオリティーの高い冷暖房が可能となり、省エネにも貢献しますが難点は、暖房や冷房の設定気温に室温が達するまで相応の時間を要します。使い方とライフスタイルで効能が異なります。

このような研究開発は、測定器の作動で日曜祭日、年末年始も途切れなく行っています。
今日は弊社の仕事始めでした。色々な器材のチェックなどを行なう一日でした。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする