私は、どうしてもエジプトのピラミッドを見学する機会を作りたいと思っています。
大阪城の石垣にあるタコ石と言われる120トンもある巨石を、クレーンなどの重機類の全く無かった時代にはどのようにしてあそこまで運んだのか。考えると寝むれなくなります。
ピラミッドは、そのタコ石の数百倍もあり、更に昔に遡って1,000年以上も前に建造を。
私は姫路城を2回、見学しましたが平成大改装の後はまだ見ていません。
あの巨木を切りこみ仕口とチョンナと言われる特殊鉋での表面仕上げの美しさは。
今の建築安全労働法のもとでは絶対に出来ない代物です。
写真は大阪城の石垣の一部ですが、阪神大震災でも殆ど傷みませんでした。
今で言う地盤調査や地盤補強などはどのようにしたのかも皆目わかりません。
石垣の上には天守閣などの建造物が載る訳ですから石垣が崩れた場合は、即刻、担当奉行の切腹ものだったのでしょう。
私が鳶職だった時代には、まだクレーンなどの重機がありませんでした。
東京タワー建造には、私の師匠が鉄骨組み立てを担い、木材丸太を幾方からロープで支え、滑車を使って順々に建て込んで行きます。私が鳶職になりたての時はその遣り方でした。
しかしレッカー車の伸び縮みする機械の出現までは、そんなに時間が掛かりませんでした。
私は、重機を使用せずに素手で行う時代の経験もあります。
ゆえにピラミッドや姫路城、戦国時代建造の石垣などの存在には神秘的な鑑賞を覚えます。
現物があるのです。つまりは実際に建造した人間が居たのですね。
まさに「為せば成る」これは、神通力だったのでしょうか。
モノづくりには、知恵や工夫の他に、絶対に諦めないしつこさが必要なのでしょう。
今日は家庭裁判所に登庁して新規依頼のあった調停事件の事前調査を行いました。
先般、札幌高裁長官賞のコラム依頼があり、私が投稿した「中卒の高裁長官賞受賞者」の文章の掲載された会報が配られておりました。
弁護士や教育者の多い調停員です。裁判所の方は私の中卒を初めて知った人が殆どでした。
さて、明日は東京です。今日は早めに上がって仲良しマスターの店に行ってきます。

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