豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

心を引き付けるスピーチとは…北斗市

2016-01-12 18:40:50 | ファース本部

年末年始には多くの会合が開かれます。
その会合では必ず主催者代表から挨拶があり、来賓などのスピーチが続きます。
聴いている人の気持ちを掴めるスピーチは、口で言うほど簡単ではありません。

「ご紹介に預かりました○○○○です」と来たら先ずは期待出来ない内容になります。
司会者が紹介していることを繰り返す必要はありません。
「本日はお日柄も宜しいようで」これは小説のタイトルです。
結婚式のスピーチで、このフレーズが出たら「ダメスピーチの典型」だとする、とても面白いヒューマン小説でした。いずれもスピーチでもっとも大切な冒頭の導入言葉です。

正月に見たテレビドラマ「最高の親子」は、名女優の藤山直美が母親役を演じており、最愛の娘の結婚式で突如指名され、マイクの前で6秒間の「沈黙」があり、やおら娘と二人で歌った唄を歌います。この間の取り方と母子が一緒に歌う唄で感激の場面となります。

以前に観た映画でも来賓スピーチを頼まれた上司は、吟味して書いた挨拶原稿を何度も何度も練習して臨んだら、前の人が殆ど同じことを実に上手に話されて真っ白になります。
真っ白のまま演壇に立った彼は、暫し呆然と立ち尽くすこと12秒、会場のあちこちがざわめき出した時、とっさに出た言葉が「おめでとう・おめでとう・おめでとう」と。
どの来賓スピーチよりは、最高の感動を与えたシーンでした。

上手なスピーチは「導入」があり「主語」があり「転結」のあるのが基本です。
しかし心を打つスピーチに基本はなく、ひたすら心情が込められるかで決まりそうです。
会合の趣旨、主催者の尽力、当事者と参加者の願いに見合う心情を込められるかです。
スピーチの多い方々は是非ともご参考に…

当方もスピーチを行う機会が多くありますが私は、全てその場の雰囲気をアドリブで話すことにしています。スピーチは、真心さえがこもれば、原稿も基本も不要のようです。
写真は昨年の全国大会in札幌でスピーチして戴いた喋りのプロであるSTVラジオパーソナリティー、牧康昌さんです。彼の話を聴いた後には余韻がいつまでも残るものです。

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