企業も学校や役所など組織運営には、経営者の指針や志を示す経営理念が必須となります。
関わる人々に経営者の信念理念を伝達しなければ、方向性は定まらなくなります。
特に経営には、右手に「経営理念」をそして左手に「算盤」と言うのが原則です。
独りだけでは何もの出来ないのが社会の仕組みです。
会社を創業するときは、とにかく喰うために行った起業であっても自分1人から2人3人と増えて行き、気付いたら相応の企業になっている場合があります。
どんな立派な経営理念を掲げても、先立つお金の計算が疎かだと企業は立ち行きません。
私達ファースグループは、「右手に理念、左手に志、背中に笑顔」を念頭にしています。
家づくりを行う地域密着型の工務店の場合は、算盤を先に弾くと経営が上手く行きません。
青臭いと言う人もいます。
「右手に理念、左手に志、背中に笑顔」すると財務の豊かさが後から必ず付いてきます。
地域工務店は地域の皆さんに支えられ、地域住民に育まれているのです。
算盤を用いての計算づくでは、いささか薄っぺらの人間関係しか築く事など出来ません。
私は多くの地域密着工務店を見てきましたが、金儲け主義が先行すると一時的に財務内容が向上しますが、長期間にわたり恒常的な財務拡充を保持し続ける事がとても困難です。
そのような工務店がいつの間にか自然消滅した事例を多く目にしてきました。
今日は北海道ファース会の会長を担っているファース工務店、桧山建設綜業さまの新年会で工務店の在り方をスピーチさせて戴きました。桧山社長も立派な理念を掲げています。
地域工務店は施主様と協力業者様、それの地域の方々に慕われてこそ成就するものだと。
写真は余興タイムに入り、芸達者な桧山建設綜業スタッフが五郎丸選手に扮しての熱演を。
お施主様、協力業者様、資材メーカー様などが参集しており一体感を醸し出していました。

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
