特急フレッシュひたち33号 (常磐線我孫子駅)
今年も北海道へ行こうと思う。北海道へは航空機の利用が一般的だろうが、他にも鉄道、フェリーの利用が考えられる。どの手段もそれぞれ違った楽しみがあって好きなのだが、ここ毎年のように利用しているのがフェリーである。
フェリーを利用するといっても車で乗船する訳ではない。車を持っていれば勿論、積み込むだろう。しかし車無しでも利用する価値はあると思う。
まず運賃・料金が安い。大洗→苫小牧の2等寝台が9,000円で利用できる。鉄道の上野から札幌(IGRいわて銀河鉄道線・青い森鉄道線経由)のB寝台料金(6,300円)と特急料金(2,890円)の合計額よりも安い。これと別に東京都区内から札幌市内(IGRいわて銀河鉄道線・青い森鉄道線経由)の運賃(16,080円)が必要だ。またフェリーは船内の設備が良い。船舶にもよるが、長距離フェリーにはレストラン、浴場の設備があり、航空機や鉄道とは比べられないほど、ゆったりと過ごせる。所要時間は長いが、睡眠中も移動しているので効率的である。
平成15年6月21日土曜日。夜勤明けで、さらに洗濯済ませてから出発だったので結構忙しいのだが、眠くてうだうだしていたので、当初予定していた13時33分の列車に乗れず、14時33分の列車で出掛ける事にした。
ようやく用事を済ませ、新松戸駅に向かう。大洗までの乗車券(1,930円)は前日に購入していたが、出発が遅くなったので、我孫子から水戸までのB自由席特急券(900円)が別途必要となる。珍しく新松戸駅のみどりの窓口が空いていたので特急券を購入。新松戸→大洗の連絡乗車券で自動改札を通り、我孫子行に乗車。
我孫子で缶ビールを購入。この売店は「弥生軒」が営業しており、駅そば・うどんもあるが、かつては駅弁も販売しており、山下清画伯が働いていた事もあるとのこと。私はただ放浪するのみ。
特急フレッシュひたち33号に乗車。自由席に窓側の空席は無く、通路側の席に座り、ビールを飲む。この日の松戸も我孫子も暑かった。友部で窓側の席が空いた。次の停車駅で下車するが、せっかくなので席を移動する。すぐに水戸に着いた。 (つづく)
JR東日本 常磐線(緩行) 普通 列車番号不明(クハ202-1) 新松戸 14:33 → 我孫子 14:46
JR東日本 特急フレッシュひたち33号 1033M列車(クハE653-1) 我孫子 14:55 →水戸 15:46
JR東日本 常磐線(緩行) 普通 列車番号不明(クハ202-1)
新松戸 14:33 → 我孫子 14:46
JR東日本 特急フレッシュひたち33号 1033M列車(クハE653-1)
我孫子 14:55 →水戸 15:46