函館本線 札幌駅 (札幌市中央区・北区)
今夜の宿は札幌とする。しかしホテルは決まっていない。北口にあるコンビニエンスストアへ行く。店内の情報端末でホテルを探すためだ。ふと、端末機の上を見上げれば、某ローカル番組のディレクターのサイン色紙が飾られている。恐るべし。気を取り直してホテルを探すが、思っていた価格のホテルが見つからない。駅に戻り、電話帳をめくるが、考えるのが面倒になって、昨夜泊まったチェーンのホテルに電話予約した。地下鉄でホテルへ向う。さっそく南平岸で購入した「共通ウィズユーカード」が役に立つ。東豊線で豊水すすきの下車。以前ここに泊まった事がある。昨夜より料金は高いが、部屋は少し立派。でもキッチンがあっても使わないから安くてもよいのだが、このタイプの部屋しか空いていなかった。
荷を部屋に置くと、さっそく出かける。地下街ポールタウンにあるお店に行きたいのだ。途中ですすきのの歓楽街を通る。以前より客引きは激しくない。何らかの条例でも出来たのだろうか。それでも声は掛けられた。地下街に逃げ込み、お店に到着。そこには昨夜帯広で購入したDVDも販売しており、初めからここに来ればよかった気もするが、帯広でDVDを買ったという事に趣があるような気がしないでもない。ここでは上記の某ローカル番組のグッズなどを購入した。袋に入れてもらったが、黄色いキャラクターが目立つもので、なかなか恥ずかしい。
今回の北海道旅行でする事がひとつ残っている。札幌で是非食べておきたいものがあるのだ。ラーメンでもジンギスカンでもない。昨年の旅行ではエスカロップであったが、今年はスープカレーである。はなまるで紹介していて旨そうだと思い、札幌に行ったら是非食べようと思っていたのである。スープカレーとは何か。注文すると、カレーとご飯が供されるが、そのカレーがスープなのだそうだ。狸小路や地下街で適当なお店を探しているうちに札幌駅まで戻ってしまった。駅にある飲食街にスープカレーの店を探すとすぐに見つかった。生ビールとチキンのスープカレーを注文する。生ビールで喉を潤しているうちに、スープカレーが登場。店員に食べ方を確認して、匙にご飯をすくい、次にスープカレーに浸して口に運ぶ。旨い。カレーにとろみは無く、まさにスープである。具のチキンであるとか野菜がお皿の真ん中に置かれ、周りにスープが張られている。具は具で味わい、スープはスープで味わい、そこへご飯を絡めていく。正しい食べ方だったかは知らないが、おいしく頂戴した。今後、札幌へ来れば1食は食べるであろう1品となるはずだ。全国にも広まって欲しい。
再び地下鉄に乗り、ホテルに戻る。大通公園でビアガーデンをしていれば、立ち寄り飲んでゆくのだが、まだ始まっていないものは如何ともし難い。ホテルで鮭とばでビールを飲んで、早々に寝てしまった。 (つづく)
今夜の宿は札幌とする。しかしホテルは決まっていない。北口にあるコンビニエンスストアへ行く。店内の情報端末でホテルを探すためだ。ふと、端末機の上を見上げれば、某ローカル番組のディレクターのサイン色紙が飾られている。恐るべし。気を取り直してホテルを探すが、思っていた価格のホテルが見つからない。駅に戻り、電話帳をめくるが、考えるのが面倒になって、昨夜泊まったチェーンのホテルに電話予約した。地下鉄でホテルへ向う。さっそく南平岸で購入した「共通ウィズユーカード」が役に立つ。東豊線で豊水すすきの下車。以前ここに泊まった事がある。昨夜より料金は高いが、部屋は少し立派。でもキッチンがあっても使わないから安くてもよいのだが、このタイプの部屋しか空いていなかった。
荷を部屋に置くと、さっそく出かける。地下街ポールタウンにあるお店に行きたいのだ。途中ですすきのの歓楽街を通る。以前より客引きは激しくない。何らかの条例でも出来たのだろうか。それでも声は掛けられた。地下街に逃げ込み、お店に到着。そこには昨夜帯広で購入したDVDも販売しており、初めからここに来ればよかった気もするが、帯広でDVDを買ったという事に趣があるような気がしないでもない。ここでは上記の某ローカル番組のグッズなどを購入した。袋に入れてもらったが、黄色いキャラクターが目立つもので、なかなか恥ずかしい。
今回の北海道旅行でする事がひとつ残っている。札幌で是非食べておきたいものがあるのだ。ラーメンでもジンギスカンでもない。昨年の旅行ではエスカロップであったが、今年はスープカレーである。はなまるで紹介していて旨そうだと思い、札幌に行ったら是非食べようと思っていたのである。スープカレーとは何か。注文すると、カレーとご飯が供されるが、そのカレーがスープなのだそうだ。狸小路や地下街で適当なお店を探しているうちに札幌駅まで戻ってしまった。駅にある飲食街にスープカレーの店を探すとすぐに見つかった。生ビールとチキンのスープカレーを注文する。生ビールで喉を潤しているうちに、スープカレーが登場。店員に食べ方を確認して、匙にご飯をすくい、次にスープカレーに浸して口に運ぶ。旨い。カレーにとろみは無く、まさにスープである。具のチキンであるとか野菜がお皿の真ん中に置かれ、周りにスープが張られている。具は具で味わい、スープはスープで味わい、そこへご飯を絡めていく。正しい食べ方だったかは知らないが、おいしく頂戴した。今後、札幌へ来れば1食は食べるであろう1品となるはずだ。全国にも広まって欲しい。
再び地下鉄に乗り、ホテルに戻る。大通公園でビアガーデンをしていれば、立ち寄り飲んでゆくのだが、まだ始まっていないものは如何ともし難い。ホテルで鮭とばでビールを飲んで、早々に寝てしまった。 (つづく)