列車を降りると木造駅舎が待っていた!
臺鐵 海岸線(海線) 日南車站 (台中市大甲區孟春里中山路)
駅前に駐輪しているのは、やっぱりバイクが多い。
駅頭の様子!
臺中市市定古蹟 縱貫鐵路(海線)-日南車站
大正11年、海線の開業時からの駅舎だそう。
日南車站週遭環境圖
駅の周りを散策してもいいのだけれど、今回は駅舎のみを見物。
木造駅舎目的の客を何組かを見掛ける!
熱心に写真を撮るにいちゃんに対して、おねえちゃんの方は興味なさそう。
售票窗口(出札口)
日本なら無人駅になってそうだけれど、駅員さんがいて切符を売っている。国鉄の頃のようだ。彰化までの切符を買うと、何と硬券が出てきた。レトロなのは駅舎だけではない。ところで窓口内をのぞくと、時刻表が何冊かあるのを目にする。すかさず時刻表を指差して窓口氏にアピールする。すると発車時刻が知りたいのかと、紙に「12:24」と書いて示す。やはり口で言わないと駄目なようだ。「請給我…」と言うと、察してくれて一冊渡してくれた。有難く頂戴する。表紙には「公用」と手書きの文字が。売り物では無いのは承知しているが、売り物も含めてなかなか時刻表が入手できない。台北や高雄といった大きな駅で入手を試みたが、何度もかなわなかった。しかし地方の小駅で簡単に頂戴出来る事が何度かあった。鉄道の旅に時刻表は必要。鉄道の旅開始初日にして、9月25日ダイヤ改正の最新版を入手出来てよかった。
臺灣鐵路時刻表(中華民國102年9月25日製發)
(區間車) 新竹→彰化(海線) Hsinchu→Changhua(Coast Line) (逆行)
梁とかいいなー
硬券切符に時刻表を手にして、気をよくして駅舎内を見てみる。
剪票口(改札口)と候車室(待合室)
懐かしき硝子戸
敬請購票上車 無票請勿進站 台灣鐵路管理局
日南の駅名にひかれて来てみたけれど…
カープのキャンプ地とは関係なし…
キャンプ地の日南線日南駅(宮崎県)にはまだ行った事はない。
嚴禁跨越軌道
月台(プラットフォーム)へは地下道を利用。線路を跨いでいったら駄目だって。
駅舎は大正時代のものだが、鉄道施設はすっかり近代化されている。
もう一度、木造駅舎を振り返る…
海岸線(海線) 2523次區間車 [EMU500型] (日南)
南下する列車が入ってきた。
區間車で日南を出発
復興\電車 日南→彰化(60元)
「復興\電車」とあるけど、今の列車種別だと「區間車」。印刷してあるのがまだいっぱいあるんでしょう。日付はキッチリ「102.11.24」と印字されている。
厚みのある硬券の切符
デルタ線の1辺、山線(成功-彰化)の線路が近づいてきた!
いずれも中華民國102年11月24日撮影(時刻表の画像を除く)
海線の列車が追分を出て、デルタ線の1辺を行く。先ほど乗ったもう1辺の成追線の線路が左に別れてゆき、今度は更にもう1辺の山線の線路が近づいてきた。複々線となって川を渡り、台中市から臺灣省彰化縣に入る。そのまま複々線で彰化までは行かず、信号場があって複線となり、終着の彰化に到着した。 (つづく)
海岸線 區間車 2523次 日南(12:24)→彰化(13:15) 45EM525 60元