旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

乗りつぶし台湾 岡山へ

2013-12-18 14:00:00 | 台湾日記

京城大飯店 (高雄市三民區九如二路)

高雄站後站(高雄駅北口)から横断歩道を渡り、すぐのホテルにチェックインする。このホテルも三度目の利用となる。


客室からの眺め!

通り(九如路)を挟んで向かいには、高雄站後站の建物が。最高の立地。


單人商務精緻套房(シングルルーム)



初めてこのホテルに泊まった時は、広くて感動したものだが、如何せん昨夜のホテルがスイートにアップグレードしてくれたものだから、今日はこんなものかという印象。しかも昨夜のホテルの方が安い。タクシー代は掛かったけど。建物は少し古いが、それでも部屋の広さや造りは、いつも日本で泊まっているホテルよりも良い。しかし、楽天トラベルで昨年6月に1,560元(約4,290円)で泊まった部屋が、今回は2,200元(7,660円)なのは痛い。2,000元以下のプランを出してくれんかのう。円安だし。


tv これより三役

それはともかくテレビをつける。今日は大相撲十一月場所(九州場所)千秋楽。当初の予定の列車の席が取れなかったので、急遽、高鐵(新幹線)に乗り、4時前(日本時間5時前)に高雄のホテルにチェックイン。これもお相撲を見るため。高雄のホテルで九州場所千秋楽を見るのは三度目だ。


西方 横綱 白鵬関に、東方 横綱 日馬富士関

千秋楽に横綱同士で相星決戦とは最高。


一年納めの九州場所!天皇賜杯は誰の手に?


横綱 日馬富士関が、五場所振り六度目の優勝
ここまで中華民國102年11月24日撮影

おめでとう日馬富士関。五場所振りの優勝というと、わしが見に行っとった初場所以来かの。その日は高見盛関(今の振分親方)目当てだったが。


平成二十五年大相撲一月場所 大分県椎茸農協賞授与式
平成25年1月27日撮影

お相撲を見終わって、寝台でウトウトしていたら、もうヒゲじいが出ている。ダジャレよりも晩ごはんを食べに出掛ける。高雄ではなく、少し足を延ばして岡山まで出掛ける。駅が近いので便利である。悠遊卡で入場して、各駅停車の電車に乗って岡山へ。車体は黄色ではない。


縱貫線 3204次區間車 [EMU500型] (岡山)
ここから中華民國102年11月24日撮影

縱貫線 區間車 3204次 高雄(18:55)→岡山(19:21) 45EMC554 34元×0.9


metro 區間車で岡山站到了symbol6

ぼっけーきょーてー。他に岡山の言葉を知らん。岡山といっても備前岡山ではない。たぶん祭りずしも、ままかりもないと思う。


臺灣鐵路管理局 縱貫線 岡山車站 (高雄市岡山區岡燕路)

山陽本線岡山駅(岡山県)と同名の駅。元の臺灣省高雄縣岡山鎮は、現在では直轄市の高雄市と合併し、岡山區となっている。台湾の岡山は羊肉の産地だそうで、今夜は羊肉を食べようと高雄から30分弱、電車に乗ってやってきたのだ。目星を付けておいた駅近くの店に入る。おっと、日本語は全然通じないぞ。でも大丈夫。写真のメニューと漢字の料理名を見ながら注文する。席に着くが、ビールは冷蔵庫から自分で取ってこなければならない。女性の店員さんがコップと栓抜きを渡してくれる。


beer とりあえず台湾啤酒kirakira2

ビールの王冠を栓抜きでコンコンしてから開ける。久しぶりにビールの王冠を開けるなあ。日本だと、栓抜いた状態で出されるから。自宅だと缶ビールばかりだし。なんと今回台湾上陸後、初ビール。旨い。コップがちと小さいな。


炒青椒羊肉

想像通りの味で旨い。ビールに合う。白飯ももらい、おかずとして食べる。


鹹酥排骨

出発前、お店のサイトにある写真を見て、これは絶対食べるぞと決めてきた料理。想像以上に旨い。ビールに実に良く合う。やっぱり骨の周りの肉は旨い。岡山まで来た甲斐があった。お代は台湾啤酒、炒青椒羊肉、鹹酥排骨、そして白飯で420元だった。



羊肉の鍋のお店なので、是非試してみたいが、果たして一人で食べきれるか。複数人で訪れたいが、毎度一人旅なので辛いところ。ちなみに台湾では山羊も羊も羊肉らしく、店頭のイラストを見る限り山羊料理だったと思われる。北海道で食べているジンギスカンとは違う。いずれにしても臭くもなく、旨かった。多少臭いくらいが、野趣があって…(本末転倒)


長城羊肉火鍋店 (高雄市岡山區中山南路)



駅まで歩いて戻る途中に、「づる」という看板のしゃぶしゃぶ店を見掛ける。何で「づる」なのか。鍋弦のづるなのか。写真に撮ろうと思ったが、中からお店の人がこっちを見ているので撮れなかった。駅に戻ると、高雄方面の列車が遅れている。月台(プラットフォーム)のベンチに座り、夜風に吹かれて列車を待つ。荷物はホテルに置いてきて手ぶら。全く自然体で、海外旅行をしているという事を忘れてしまう。遅れてきた電車は満員だった。何とかつり革につかまる。日曜日でどこかへ出掛けて高雄へ戻る人が多いのだろうか。お酒を飲んでいるのか、一人、満員の車内で歌を歌う爺さんがいる。言葉が解らないので、何の歌かも解らない。電車に揺られて高雄に戻ってきた。

縱貫線 區間車 3211次 岡山(20:11)→高雄(20:36) 45EMC577 34元×0.9


UCC BLACK無糖咖啡飲料(25元)

ホテルに戻る前に、コンビニエンスストアのOK martで缶コーヒーとアイスを買ってくる。日本でよく飲む缶コーヒーだが、よく見ると台湾向けのデザイン。上部には「ふらずに」の文字が見えるから、缶自体は日本向けと同じものだろう。UCC上島珈琲の名前を見て思ったが、コーヒーを漢字で書くと、日本では「珈琲」(玉偏)、台湾では「咖啡」(口偏)と字が違う。


瑞穗巧克力雪糕(30元)

アイスは台湾のものを購入。


こんな感じ♪

アイスとコーヒーで寛ぎ、スポーツニュースで日馬富士関の優勝を振り返り、就寝した。
(つづく)