JR九州 日田彦山線 田川後藤寺駅・平成筑豊鉄道 糸田線 田川後藤寺駅
(福岡県田川市大字奈良)
令和6年10月15日火曜日。福岡県田川市の田川後藤寺駅に来ている。午前中は平成筑豊鉄道の田川線・伊田線・糸田線の乗りつぶしをして、これからやはり乗った事のない後藤寺線に乗る。平成筑豊鉄道の伊田線・糸田線・田川線が1日に乗り放題となる「ちくまるキップ」(1,000円)を使って来たが、後藤寺線はJR線なので別途乗車券を購入する。田川後藤寺駅に乗り入れる路線(日田彦山線・後藤寺線・糸田線)ではSUGOCA・Suicaなどの交通系ICカードが利用出来ない。平成筑豊鉄道は全線で利用出来ない。
改札口と出札口(みどりの窓口)
窓口はあるが日中は駅員さんはいない。営業時間は限られる。
待合室
平成筑豊鉄道の券売機
JR九州の券売機
近距離きっぷ運賃表
福岡県だけでなく、山口県、大分県、佐賀県の駅名も掲載されている。ちなみに博多まで950円、小倉まで760円、下関まで1,130円、日田まで1,020円。日田彦山線は添田以南は鉄道ではなく日田彦山線BRTとなっている。日田までの乗車券は購入出来るが、日田で久大本線に乗り換えて豊後森までといった鉄道+BRT+鉄道という乗車券は販売されない。
乗車券 田川後藤寺 ▶ 280円区間
発車時刻
改札は無人なので切符に入鋏する事なく入場する。
JR九州 日田彦山線 普通 954D列車 [キハ147形] (田川後藤寺)
こちらは1番線なので小倉行。
JR九州 日田彦山線 普通 945D列車 [キハ147形] (田川後藤寺)
あちらは3番線なので添田行。もう日田彦山線の列車で大分県に抜ける事は出来ない。
糸田線と日田彦山線の列車
糸田線は2番線を発着する。
0番線の車止め
0番線に折り返し新飯塚行となる列車が到着する
(後藤寺線)新飯塚方、(糸田線)金田方、(日田彦山線)城野方を望む
JR九州 後藤寺線 普通 1550D列車 [キハ40形] (田川後藤寺)
キハ40 8052
田川後藤寺発新飯塚行普通列車(1両編成)に乗車する。
キハ40形の車内の様子
平成筑豊鉄道の列車もいいが、国鉄の重厚な気動車が汽車旅らしくて何ともいい。
天井には扇風機
乗客も平成筑豊鉄道の列車より多いように感じる。田川市から福岡市へ行く経路なんだなと思う。
後藤寺線で田川後藤寺を出発
糸田線、日田彦山線と分かれる (船尾-田川後藤寺)
彦山川の支流、中元寺川を渡る
田園地帯を行く
船尾に停車中
大きなセメント工場がある。
付近は真っ白け (筑前庄内-船尾)
関の山鉱山
武甲山を思わせる
何の下調べもせずに平坦なところを走っている路線だろうと思っていたが、乗ってみて驚いた。もともとセメントの貨物線だったようだ。列車は勾配を登ってゆき入水トンネルを抜ける。国境のトンネルを抜けると田川市より飯塚市、豊前国より筑前国に入る。
列車は坂を下ってゆく
伊田線の国境は平坦な感じだったが、ここは国境を越えている感じだった。筑前側の平野を快走して終着の新飯塚に到着する。
JR九州 後藤寺線 普通 1550D列車 [キハ40形] (新飯塚)
後藤寺線の乗りつぶし終了。これで福岡県内のJR線は全部乗ったかな。
後藤寺線で新飯塚に到着
後藤寺線 普通 1550D 田川後藤寺(12:14)→新飯塚(12:35) キハ40-8052 運賃280円
出札口(みどりの窓口)と改札口
自動改札に乗車券を投入して出場する。当駅はSUGOCAの福岡・佐賀・大分・熊本エリアの駅だが後藤寺線では利用出来ないのは前述の通り。出札口は日中も開いている。
JR九州 筑豊本線 新飯塚駅《西口》 (福岡県飯塚市立岩)
駅頭の様子
目標としていた田川線・伊田線・糸田線・後藤寺線の全ての乗りつぶしを終えたので今日はこれで終わりにしてもいいが、田川市に戻って昼食にしようと思う。自動券売機で田川伊田までの乗車券を購入し、自動改札に投入して入場する。
乗車券 新飯塚 ▶ 380円区間
若松方を望む
JR九州 後藤寺線 普通 1551D列車 [キハ40形] (新飯塚)
乗ってきた列車で折り返す。
後藤寺線で新飯塚を出発
国境のトンネルを抜けて筑前国より豊前国に戻り、セメント工場を見て終着の田川後藤寺に到着。
JR九州 後藤寺線 普通 1551D列車 [キハ40形] (田川後藤寺)
後藤寺線で田川後藤寺に到着
JR九州 日田彦山線 普通 954D列車 [キハ147形] (田川後藤寺)
当駅にて日田彦山線に乗り換える。後藤寺線を往復する前に見た小倉行が出発を待っている。
キハ147 182
田川後藤寺発小倉行普通列車(2両編成)に乗車。先頭のキハ147-182から乗車したが、空席の多い2両目のキハ147-1069に移り腰掛ける。
キハ147形の座席
日田彦山線で田川後藤寺を出発
車窓には煙突が (田川伊田-田川後藤寺)
2両目が空いていた訳が分かった。ワンマン列車で降車する場合は前方1両目の運転士が切符を回収するから2両目だと移動しなければならない。長時間乗っているのならそれでもいいが、次の駅で下車する。車両を移動して座ったと思ったらまた移動する。何とも慌ただしい。
JR九州 日田彦山線 普通 954D列車 [キハ147形] (田川伊田)
田川伊田に到着。運転士さんに乗車券を渡して下車する。
日田彦山線で田川伊田に到着
後藤寺線 普通 1551D 新飯塚(12:46)→田川後藤寺(13:07) キハ40-8052
日田彦山線 普通 954D 田川後藤寺(13:12)→田川伊田(13:16) キハ147-1069
◆新飯塚-田川伊田間の運賃380円
列車は小倉へ…
隣のプラットフォームは今朝通った平成筑豊鉄道伊田線・田川線のりば
「ちくまるキップ」で田川後藤寺から金田経由で田川伊田に移動出来るが、遠回りなので日田彦山線を使った。隣の駅なので僅か4分。
改札口と出札口
今の時間は無人。平成筑豊鉄道とJR九州の改札が分かれている。出札口はあるが営業時間は平日の午前中のみでもう閉まっている。みどりの窓口としては令和4年になくなったそう。
JR九州と平成筑豊鉄道の自動券売機
JR九州 日田彦山線 田川伊田駅・平成筑豊鉄道 田川線 田川伊田駅 (福岡県田川市大字伊田)
大変立派な駅舎。ところで田川伊田と田川後藤寺の田川を冠する駅が連続する。もともと田川郡伊田町、後藤寺町があっが、昭和18年に合併して田川市になっいる。どちらかの駅が「田川駅」を名乗る事なく、昭和57年に伊田駅が田川伊田駅に、後藤寺駅が田川後藤寺駅に改称している。
駅頭の様子
さて、駅舎の反対側に行きたい。どこかに自由通路があるはずだが。
作兵衛トンネル
あった。駅の南側に回る。
田川伊田駅を望む
駅から飲食店に歩いて行く。地図を見た時には気付かなかったが小高い丘を登るような場所である。地図を見て高低差を読み取る事は出来なかった。
丘の上の新興住宅地といったところ
お目当てのお店が近づく
ジョイフル 田川伊田店 (福岡県田川市大字伊田)
到着した。最近見た岐阜県出身の方と神奈川県出身の方の旅の動画では、どちらも山口県岩国市内のジョイフルを利用している。九州まで来なくても店舗はあるが、旅の途中に自分もジョイフルに入ってみようと思った。駅から坂だったのは想定外だったが。
ランチドリンク(158円)
ジョイフルに来るといいちこ(ロック)を注文するが今日は昼酒は飲まない。写真はお水とコーラ。
日替わりランチ 豚肉の甘辛炒め&ポテトコロッケ(500円) 和膳セット(110円)
これは旨そう。いただきます。
食後にアイスカフェラテ
いずれも令和6年10月15日撮影
お酒を飲まないと千円でお釣りがくる。美味しかった。ごちそうさまでした。 (つづく)