安彦良和さんが描く「愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN~めぐりあい宇宙(そら)編~」。
連載やコミック版ではとっくに終了していたようですが、愛蔵版も遅ればせながら12巻にして、
これでついに完結です。
安彦さんのガンダムを読みたいなあ、コミックスを買おうかなあと迷っていたらこの愛蔵版が
発売されて、おかげさまで大判でカラーページもたっぷり、豪華に楽しませてもらいました。
今回の完結編を読み終えたら、最初からまたじっくり読ませてもらいますわ。けっして安い買い物じゃあ
ないけれど、何度でも楽しめるし、これだけの重量版、凝ったつくりですから、「所有している」って
満足度は高いですわなあ。ただしその分すごくかさばるので、狭いスペースの私の部屋では
ちょっと占有率高過ぎかもね。
ORIGIN を原作としたアニメも製作されるようです。もちろんこれも見てみたいけど、
WOWOWなどの有料チャンネルや、「劇場版」なんかではちょっと敷居が高いです。
できたらNHKのBSプレミアムあたりで放映してくれたら助かるんですが…
たぶん私が「豪華版」みたいなものに手を出すのは、これが最後かもしれません。物欲を100%
押さえ込むのは無理でしょうし、それではストレスがたまりすぎます。しかしある程度コントロール
しないとねえ。私のスローライフが成功するかしないかは、それにかかっていると思われます。
まずは細坪基佳さんの「夜想曲Ⅱ」。過去の楽曲をクラシカルなアレンジでセルフカバーする
続編ですね。前にも書きましたが、セルフカバーものはあまり期待しないくらいでちょうどいいかもしれません。
聞く方は好きな曲ほど旧バージョンに愛着、思い入れがあるし、片や演じる方は再演するからには
前よりもっと良くしようと力が入りすぎて、アレンジや歌い方などがどうしても大げさになる傾向が
見受けられます。よって反比例、「できがあまり良くないなあ…」となる場合が多いように思うんです。
今回注目は『ふる里に帰ったら』。ふきのとう時代、細坪さんが作り、山木さんがメインボーカルをつとめた
数少ない楽曲のひとつで、再演にあたりご本人が歌っています。元々山木さんの渋い歌声が似合うような
曲調だったのが、時代を経て、本人が歌っても様になるようになった…ってことでしょうか。
それと『吹きすぎる風ばかり』。この歌は細坪さんの作品の中で、一、二を争うくらいに私が大好きな曲
なんですよ。そのくせ、ご本人はあまり気に入っていないのか、CDやDVDになるような節目のコンサートでは
ほとんど取り上げられなかった露出度の少ない作品ではあります(いわゆる、隠れた名曲ってやつですか)。
なので、今回の再演は私としてはとてもうれしいのですが、いや、あまり期待してはいけないぞ。
この歌、タイトルだけこのブログ内で登場したことがあります。100%の方が覚えていらっしゃらない
でしょうから、古い記事を貼り付けておきますね。
ご観覧ありがとうございます(吹き過ぎる風ばかり)
しかし今回、「過ぎる」が「すぎる」と平仮名に表記が変わったのは、何か意味があってのことなのだろうか?
それともただの誤植??
続いて中村貴之さんのライブアルバム「Unforgettable ~ひと巡り~」。DVD1枚+CD2枚の構成。
最近こういう組み合わせが流行なんですかね? 個人的には、ことライブに関しては映像作品の方が
より楽しめるように思うので、いっそDVD2枚組で発売してほしかった気もします。
還暦を迎え、初のフルアルバムを発売、それを引っさげて全国60ヶ所のライブツアーを敢行と、
精力的に活動を続ける中村さん。その打ち上げ、61ヶ所目の東京でのコンサートの模様が収録
されているようです。前回購入した大阪で収録されたCDを聞いても、とてもいいライブを行って
おられるようですし、機会があれば私も中村さんのコンサートへ行ってみたいと思っているんです。
スリーハンサムズでの活動といい、中村さんががんばってくれているおかげで、NSPの楽曲を
現在進行形で聞き続けられるのですから、本当に感謝感謝です。