新井田川桜並木 くもり時々晴れのち暴風雨 満開
コープで夕飯用の惣菜買おうと立ち寄ったら、そのすぐ横がたまたま土手沿いの桜並木で、
向こうに鳥海山も見えていたし、ちょっと撮影してみた。ちょうどこの頃、これもたまたま雲が切れて
青空が広がったのだ。
鉄橋やら建物やら、目障りな人工物が多く入るのは仕方ないかな。でも酒田市内にこんな場所があるなんて
知らなかったよ。人も少なくのんびりムードがいい感じ。
強い風で桜吹雪が舞い踊る誰もいない公園。青空の範囲が狭くなり、雲が空を再び覆った。
で、コープに戻り、弁当と地物産の「ソイのお刺身」を購入。ソイの刺身、コリコリして甘みがあってうまかった。
店を出たら雨がポツポツ降り出して、車に戻ったとたん急に風が強まり滝のような雨になってすごい暴風雨、
周囲の状況は一変した。小さな子供の手を引いて散歩していた母子は、濡れずに帰宅できたのだろうか。
この旅で初めて図書館にお世話になった。ここまで比較的好天が多いのと、ポータブルバッテリーのおかげで
パソコンの使用可能時間が大幅に増えたことが要因だと思われる。
酒田市中央図書館で朝日新聞とアサヒカメラなどを読み漁ったあと、さてお昼をどこかでとなった。駐車場で
警備をしていたおじさんに「いいところないですか?」と聞いてみたら、「お寿司でも定食でもなんでもあるよ」と
近くの店を紹介していただいた。ところが…
おじさん訛ってて、店名がよく聞き取れないのだ。あまりに何度も聞き返すのも失礼かと思って、方向に当たりをつけて
行ってみて、それらしいお店「割烹食堂・伊豆菊(寿し処・武蔵)」を発見した。たぶん「いずぎく」と読むのだと思うが、
おじさんの発音では「いずぐぐ???」みたいにしか聞こえないのだ。
桜肉(馬肉)の鉄火丼、庄内浜まるごとにぎり、さくら膳(サクラマスづくし)… いずれもおいしそうだが
予算がちょっと…
結局頼んだのが「ローストンカツ定食 1400円」。手前のボトルはレモンドレッシング。
お値段はやや高めだったけど、「こだわりトンカツ」って謳ってるだけあっておいしかったわ。
この店だったらもしかしたらお寿司とかもおいしいかもしれない。「しばらく」よりはちょっとお高いようだけど、
次回機会あれば挑戦してみたい。
長野で買ったアサヒスーパードライの「真田一族バージョン」。サッポロクラシックは東北だと割かし普通に
スーパーで売ってるんやな。ツーショット。
大山公園 くもりのち雨 満開
どんよりと曇りこんで日も差さなくなったが、もう一箇所訪れておこうと大山公園に行ってみた。
ここもナビが反応せず、最初湯野浜温泉で検索したが見当違いだったようで、最後は方向を大まかに
見定めて現地に近づき、人に道を尋ね、ようやくたどり着くことができた。
「町内の桜」って感じのローカルさがたまらなく素敵。
ここも小高い山で、遊歩道に沿って登ってみたら、鳥海山と
月山の両方が見えた。
ケツレイな狛犬と桜だワン!
山頂の広場では、「町内会?」の方々が出店の準備をされていた。しかし麓では宣伝カーが走り回り、
桜祭りは荒天のため町民館に場所を変えて行う旨のアナウンスを繰り返し流していた。この判断は
正解で、しばらくのちに天気予報どおり大荒れの天候となるのだから。
石割桜(風)。
あっ、ここいい眺めだなと、日差しはまったくなかったが一眼レフをとりだしてちょっと写しておいた。
そしたら雨がポツポツ降り始めたので、あわてて下山し車に逃げ帰った。
鶴岡公園 くもり 満開
朝のうちはくもりという予報だったので、鶴岡公園に行ってみた。大昔訪れたことのある
公園のはずだが記憶はもうほとんどなく、桜の時期には初めての訪問だ。正直、
桜に関しえはまったく期待しておらず、さくら100選には選ばれてはいるが、たぶんここも
「昔の名前で出ています」なんだろうなと思っていた。
ところが印象はまったく違って、まず公園自体がとても上品でセンスがよく、桜もよく手入れ
されていることが一目瞭然であった。特にこの古木には目を見張った。横方向に向かって
幹を伸ばしていて弱々しいのだが、びっしりと花を咲かせていたからだ。
撮影はほぼあきらめていたのだが、弱いながら雲間からの日差しがあって少し写真も写せた。
規模はさほど大きくないが上質の桜を楽しめる。また再訪したい名所のひとつだ。
桜並木と狛犬ツインだワンワン。
鶴岡は、作家・藤沢周平氏の故郷なんだろうか、記念館があった。
ロケーションのいい場所に鎮座している丸ポスト。
びっしり鈴なりじゃ~。