旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20241007 北海道晩秋編⑤ 望岳台散策パート1 美瑛町

2024-10-07 10:07:01 | 旅鴉の唄



10月7日(月) 曇りのち時々雨

二週間間を開けてみても、状況はあまり改善されていないようで、ナキウサギの
声は相変わらずほとんど聞こえず、ギャラリーの姿も極めて少ないので、あたりは
静まり返っている。この日現場でお会いしたのは、地元旭川のAさんのみだった。

まずクロちゃん現場へ。周囲から鳴き声が数回聞こえただけで姿を拝めず、
上へ移動。ここも気配薄だったが、やっとこさ巣穴からナキちゃんが出てきた
タイミングでAさんがやってきたので、驚いてすぐに引っ込んでしまった。
その後もこの凸凹コンビはギクシャクしながらも、数回撮影に成功し、うち一回は、
この秋では珍しい貯食活動する様子を写真に収められた。遅ればせながら、動きが
活性化したのであろうか?


   

それなりに納得して下山開始。付近にはこのようなハッとするくらい真っ赤に染まった
紅葉も見受けられるが、その季節感をナキちゃんと同時に写せないのがもどかしい。


   

無駄な抵抗だろうと思いつつも、カメラを首にぶら下げたまま下山したのが
功を奏したのが、一番下の撮影ポイントに達した時だった。正面の壁でなにか
動く気配がするが気のせいか(今期この場所で一度も見たことなかったので)と
思ったら、ナキウサギだった。9月ここではまったく姿を拝めず、やっぱり
いることはいるんだなあ、出てこないだけで。

荷物を背負ったままの撮影が、やがて荷を下ろし、そして座り込んでと撮影は
続いた。それから約20分くらい、彼女は出ずっぱりで貯食活動を行ったからだ。
今までほぼ音沙汰がなかったのが不思議でならないほど、活発に動き回ってくれた。
秋枯れたロケーションの中、茶色い草を何度も運んでくれたので、この時期らしい
写真を撮れたことにも満足した。

初っ端としては出来過ぎの一日。問題はこれが続くかどうかだ。


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