旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20161114~16  北海道晩秋編・事後報告その3

2016-11-29 19:19:30 | 旅鴉の唄




11月15日(火)&16日(水)

スーパームーンが撃沈したので、あとは腑抜けのような状態であった。ここ清里でもう一泊したかったのだが、
最終日お昼には車を返さねばならぬので、道東からでは距離がありすぎた。美瑛の宿・ゆずりはか、
もしくはぬかびらユースにお世話になろうと出かける前には考えていて、でもやっぱりこの閑散期に(たぶん)
ひとりだけのために、しかも一泊だけで利用して手間をかけさせることが後ろめたく、結局、当たり障りのない
上富良野町の「白銀荘」へ泊まることにした。

狩勝峠を越えるつもりが、これまた出発してから急に気が変わり、上川経由で向かうことになった。
ナビに任せたら、紋別旭川道路を選択したのでそれに従った。かなり遠回りにはなるが、やはりこちらのほうが
結果的には早いのだろうか? 途中ほぼ道は乾いていたが、紋別道の山間部だけ雪が舞い、路面が
シャーベット状でかなり走りづらかった。


天気も悪いし、ほぼ一気に走り続けたら、トリトン旭神店に11:30頃着いてしまった。ここでの昼食が
今回唯一のグルメといっていいだろう。夕食は隣のコープで買った弁当と餃子であった。


曇っていて天気も良くなく、美瑛もほぼ素通りだった。いったい今回は何をしにきたのだろう。
早くにチェックインして温泉に入り、持参した朝日新聞の別冊を読んでのんびり過ごした。

予想通りほかに客は少なく、長湯治している方が二人いるだけだった。そのうちのひとりと、
「(スキージャンプの)高梨沙羅ちゃんがずいぶんきれいになった」点で意見が一致して話が弾んだ。たまたま前日
同じニュース番組(NHK)を見ていて同感だったようだ。おぼこい女の子のイメージだったのが一新、ずいぶん
女に磨きをかけていて驚いた。「おとこでもできたかな? おとこに走って、成績落ちなければいいがな」とか
下世話な話を延々やったのだ。


白銀荘の朗報! ついに念願のコインランドリー設置される! 乾燥機もあるが、ここには乾燥室もあるので、
衣類を傷めること少なく、しかもリーズナブルに洗濯できる。天気の良くない日に、温泉で骨休みしながら、
かつ、洗濯物処理デーにもすることができるようになったのは誠にありがたい。ただし利用は、泊り客のみに
限られそうだ。

さらに洋式トイレにおしり洗浄機が設置されたことも見逃せない。元々山小屋だったから、そこまで求めるほうが
どうかしていると無理やりに納得していたが、やはり昨今この装備はなくてはならないものだろう。でも、
パナソニック製なのが個人的にはいただけない。私はやはりウォシュレット(TOTO製)が一番使いよく、
お尻にフィットすると思っているので。(とどいてほしいところに、当たってほしい角度で噴射されるイメージ)


   

標高の高い場所にある白銀荘を宿泊先に選んだのは失敗だったとあとで気づいた。朝時間に余裕がないので、
万一大雪が降ったら脱出できず、飛行機に間に合わない恐れがあるのではと心配になったのだ。
フロントで受付の際に除雪が入るのは何時ごろかと尋ねたら、毎朝7:00頃には入っていると言われたので、
それで安心した。8:00に出れば間に合うだろうと考えていたので。

夜の雪で5~10センチくらい積もっていた。旭川では30センチくらい積もったらしいし、やはりこの時期
何があるかわからないので油断大敵だ。準備が出来次第出発して、道も無難な高速道路を選んだので、
余裕を持って走ることができた。ずいぶん早く千歳に戻ったので、当初まったく考えていなかったことだが、
ひとつ早い便に飛行機を代えられて(マイル・チケットは当日空きがあれば早い便に変更可能)、とっとと
帰路に着いた。それがなければ空港で本でも読んでいようと思っていた。



   


和歌山市駅に14:30頃に戻ってこれた。向かいのホームに「めでたいでんしゃ」がとまっていたのでパチリ。

このあとすぐにバスもあって、早く自宅に戻れた。せっかく出かけて、それを喜んでいる場合じゃないような
気もするが、こんな旅のときには潔くあきらめて、切り替えが大事だとしておこう。


また次に備えてね。





コメント
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