旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

久々のフォトチャンネル作成その2~大漁桜にメジロ2022年版

2023-02-14 18:55:55 | 展覧会の絵

フォトチャンネルのお知らせ第二弾は、大漁桜にメジロ2022年版です。

昨年に引き続き、和歌山市内水軒にある「大漁桜(たいりょうざくら)」に
蜜を求めて集まるメジロを、五分咲きの頃から満開に至るまで撮影してきました。
今年は桜の幹に、区内の小学校生徒の手作り看板(名札)が吊り下げられたので、
これまで知名度の低かった大漁桜の名前が、広く浸透するきっかけとなるやも
しれません。撮影機材は、EOS5DmarkⅢ+100‐400mmズームレンズです。

昨年もそれなりに写せたことで、実は出かける前には自信があったというか、
精神的に余裕がありました。経験を積んでコツをつかんだとでもいいますかね、
いっぱしの動物写真家気取りで意気揚々と現場に乗り込んだのはいいのですが、
その自信はすぐに木っ端に吹き飛びました。予想に反しうまくいかなかった原因
の一つは、昨年に比べ集まってくるメジロの数が明らかに少なかったことでした。
昨年より桜の開花が二週間程度遅くなたったことが関係しているのかどうか、
それは定かでなく、その前、別の場所にある柿の木にはメジロが群がるように
いたことから、メジロ自体の絶対数が減ったわけではないようでしたが。加えて、
昨年よりもいいのを写してやろうと力が入りすぎたのは確かで、「この場所
(花)にメジロがやってくれば絵になる」ことはわかるので、そこで待ち構える
わけですが、そんな都合よくその花へ鳥がやってくることはまずないんですよ。
基本鳥は人間を警戒するので、人(カメラマン)のいないほう、いないほうへ
行こうとするのですから。

そして、あまり成果を残せないまま迎えた最終日、あきらかに動きの鈍い
個体を見つけ、追随しやすいものですから、これ幸いと、多くの時間を割いて
追いかけ回しました。丸っこいフォルムだし、最初は幼鳥でないかと考えたこと
もあり、その個体に強い興味を抱いたのです。しかし、よく考えると、幼鳥に
してはデカすぎるので、単純に太っただけのメジロならば執着心も薄れます。
しかも、食べすぎによる巨大化ならともかくも、もし病気(満腹中枢のマヒ
など)が原因で肥え太ったのだとしたら気の毒で、いよいよ気が重くなり、
現像の時点で多くを消去してしまいました。

今回フォトチャンネルのパート2に取り上げたものは、消去を逃れたものの一部
ですが、どうなんですかね? 単にガタイのいい大柄のメジロならユニークで、
ある種親しみを覚えられるとして、もし病気なら揶揄するわけにもいかないし…
来期また同じように撮影に赴けるとすれば、もう一度お目に掛れるのを楽しみに
したいと思います。それまでお互い、どうにか生き延びるべし!


大漁桜にメジロ2022年版~パート1花に鳥編




大漁桜にメジロ2022年版~パート2巨体が唸るぞ空飛ぶぞ!その名は…編




そんなこんなで結果として掲載枚数だけは多くなりました、ご笑納ください。

コメント
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