北海道で見ることのできる野鳥の小鳥で、一番人気がこのシマエナガ
私はこれまで見かけたことがなく(いや、見ていても知らなかっただけなのかも)
この日も岡山のAさんに教えてもらい初めて気がついて
遅ればせながらシャッターを切った
10枚程度ピントが合った写真があったが、残念ながら正面顔が一枚もない
正面からの顔が一番かわいいと思うのに…
この写真が唯一かろうじて両目が写っているものだ
冬場はもっとモフモフなお姿なのだという
次回写せる機会があるのだろうか?
【十勝岳山麓のシマエナガ 2023.11.01 撮影】
忘れた頃…ようやく順番が回ってきたのが、「あなたが誰かを殺した/東野圭吾著」
です。たしか朝日新聞で紹介されていたのが白井智之さんの「エレファントヘッド」
と同じタイミングでしたから、手元に届くまで、一年半以上待たされたと思います。
東野さんがベストセラー作家であることは存じ上げていて、しかも前評判上々の
人気作品、これは致し方ないかもしれません。
あまりの売れっ子作家は逆に敬遠してしまいがちなわたくし、東野さんの名前は
当然見聞きしてはいても、これまで読む機会がなかったし、進んで読んでみたいと
思ったこともありませんでした。しかし新聞で取り上げられていたのをきっかけに、
いい機会かもと予約しておいたのでした。
なるほどこれは幅広い人気があるはずだとすぐに気がつきましたよ。まず、文章が
わかりやすく平易、難解な専門用語が羅列されることなく理解が容易だし、また、
設定もあまりに複雑すぎず、敷居が低いので誰でも取っつきやすいのが、絶大な
支持を集めるひとつの要因なのでしょう。そのくせ、導入部、淡々と話が進んで
いると思いきや、突如大量殺戮事件が発生、事態は一気に暗転し、その場面転換の
手際が鮮やかで、そこからは読む手が止まらなくなります。しかも事態は二転三転、
最後に驚愕の事実が明るみにされるなど、読み終わるまで興味が尽きることが
ありません。
これぞ人気作家の神髄を垣間見たことで、今まで出版されている膨大な作品群を
改めて読んでみたい気持ちが生まれる一方、新刊書にも目を向けたくなりました。
それでさっそく最新刊「架空犯」を予約してみると、遥か彼方向こうの予約順です。
そのうち館内の蔵書数が増やされて、少しはペースアップが期待され、待機期間は
徐々に縮小されていくでしょうが、それでも今回も、一年以上待たされるのは
間違いないようです。忘れた頃また、順番が回るでしょう。