旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

開かずの扉が開くとき

2020-03-25 19:17:30 | 老人のつぶやき



その後も部屋の片づけをセコセコと続けていて、このたび手を付けたのが天袋(小)。ここを
整理するのは、もうかれこれ5年くらい前になるのか、長く勤めていたところを退職した際に
やっぱりけっこう暇な時があって、それ以来になりますかな。占領していたAV機器の空き箱などを
大量に処分した結果かなりスペースが生まれ、たしかこの天袋は、ほとんど空の「予備」として
フリーになったはずでした。

それから月日が流れ、「ひとまずしまっておこう」みたいな、「要るか要らないか」の判断が
微妙なものたちが適当に詰め込まれ、一体何が入っているのかわけがわからないブラックボックス
状態になっていた場所なんですね。そうなると触らぬ神に祟りなし、近寄らないのが無難、
見て見ぬふりを貫いて、以降今日まで手つかずだったわけなのです。


何が出てきたのか… まあ、たとえば通販で送られてくる梱包材(大量に!)とか、GOROの
靴の空き箱とか、モンベルの紙袋(これも大量に!)、超ロングな電話線とか… いつか使えるかもと
処分をためらって残していたものたちが大半ですわ。でも記憶が薄れ、何を収納しているかを
忘れているわけですし、本当に必要な際には役に立たないんですよ、たいていの場合。

写真は天袋から出てきたモンベル・グッズ。捨てた記憶はないのに、どこにいったんだろうと
思っていたら、こんなところへ入れていたみたいです。左は、現在日帰り用登山ザックの片側に
つけているサイドバックの片割れです。元は大型ザック用の備品でしたが、処分後日帰り用
小型ザックに片方を流用、使い続けていて、これはまあその予備ですね。

真ん中は、大型登山ザックの中央に取り付けて容量を増やすポケット。元々上記のサイドバック×2と
共に併用して取り付けていたもので、大型ザック処分後に行き場を失ってしまいました。とっくの昔に
カタログ落ちして、今はつくられていません。外せば単体でもアタックザックとして使える便利もの
なのですが、大型ザックを横たわらせて寝かせる際に、これが付いていると座りが悪く、その点
使いづらくて、次に購入したザックには取り付けず(純正のオプションではなくなってしまった
こともあって)、使うのをやめてしまったのです。今度のドイターのバックパックにも工夫すれば
装着できなくはないのでしょうけども…


   

右端のポケッタブル・デイパックは古(いにしえ)の商品で、大昔の「第一次無職の旅」時代、バックパックに
忍ばせ常に持ち歩き、身軽に行動したいときにはこれに必要なものだけ詰めて、背負い歩いたものです。
たとえば屋久島で縄文杉を訪れた時なども、これに弁当とか水とかタオルとか入れて、長い距離歩いたのでは
なかったかな。よくこんな小さいサイズので事足りてたと思いますわ。

それからしばらくしてもう一回り大きなサイズのモデルが発売、2サイズで商品展開されることになり、
大きいほうを使いだすと小さいほうの出番がなくなり、ついに天袋の奥へと仕舞い込まれていたわけです。
現在ほとんど車での旅となり、大きいほうの活躍する場面も少なくはなりましたが、今でも用具には
加えていて、小樽港に駐車しやや距離のある魚真に向かう際に、雨具や防寒具など必要最小限のものだけ
それに入れ、担いで歩くといった風な使い方を細々と続けています。

ショッキング・カラーといい、エンブレムのロゴといい、当時のモンベルですよねえ。ざっと30年くらい
前のモデルになります。思い入れが強くて捨てにくいよなあ。こんなのがたくさんあるわけですわ。





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