旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20240430 北海道晩春編⑱ 早朝キトウシ森林公園へ 東川町

2024-04-30 04:30:01 | 旅鴉の唄




4月30日(火)くもり

早朝、たまたま道の駅でバッタリ鉢合わせた東京のOさんと合流、キトウシ森林公園
へ一緒に行くことになった。

Oさんに、「この冬までこの洞(うろ)にフクロウがいて…」などレクチャーを
受けながら散策、残念ながら春になって、皆姿を消してしまっているとのことだ。
お目当てがいないことで、Oさんはすぐさま道東知床へ長距離移動を開始した。
そこではヒグマが撮影対象だ。GW明けには音更神社へ撮影に行くと話に聞き、
私もその頃まだこちらに滞在していれば顔を出すかもしれないですと答えてすぐ、
自身喪中なことに気がついた。

「喪中だと神社には入っちゃいけないの?」とOさん。年輩者であるOさんは
意外にもそんなこと気にもしていなかったようで、私は、一年間(喪中の間)は
神社内に立ち入れないと聞いた気もするし、鳥居をくぐらなければ入ってOKと
言われたような気もする。「喪中」の正式な決まりを私はよく知らず、神社の件は
おそらくは「人の死=不浄なもの」と考えられていた時代のしきたり(=迷信に
近いような習慣)の名残ではないかと思われ、少し前まで、お葬式帰りに自宅に
入る前、塩をまいていた行為などもそうで、これなども現在は改められている。
宗派などによっても多少違いがあるのかもしれないが、今となっては個人の気の
持ち方でいいように思う。喪中故に年賀状を辞す人もいれば、関係なく出す人も
いるように。

迷信へ真っ向から反逆するのはちょっと気が引ける私などは、もしもの場合、
鳥居の脇から境内にお邪魔することにしよう。


時間のある私はもう少し滞在して、見頃を迎えている山桜の植樹園で粘ってみた。
シマエナガちゃんでもやってこんかいなと願ったが、そう都合よくは現れない。
代わりにやってきたのがキタキツネ。写真わかりづらいが、左奥、低い桜の木の
根元にいる。君が木によじ登ってくれれば、ちっとは絵になるかもしれんがなあ。


    

期待したような小動物や野鳥にはお目にかかれなかったが、足元ではエンレイソウが
咲き始めていたり、


    

ニリンソウが花をほころばせていた。

桜餅のような香りに包まれながらの、早朝散歩が楽しい。


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