旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20211106 旭川市~東神楽町~美瑛町 白い虹~トンボには好かれるらしい

2021-11-06 11:06:01 | Weblog



11月6日(土) 晴れ時々曇り

星撮開始時には満天の星空だったのが、すぐに薄雲が広がり始めたので、早々に
撮影を切り上げた。新規導入したフィルターの試験撮影だけで終わってしまった。

早朝訪れた第一撮影地点はガスに巻かれていたので、第二地点へ移動。ここもやがては
霧に包まれてしまった。今回ほど霧の多い年は過去あまり記憶にない。雨が多かったことが
原因のひとつでないかと推察される。霧の発生は良し悪しで、うまくいかせれば
幻想的な写真となるが、たいていの場合ホワイトアウト、撃沈コースとなってしまう。

第一地点まで戻ると、霧が晴れ始め、不完全ながら白い虹(白虹)らしきものが
出現した。これなどは、うまく撮れていれば「幻想的な風景」となるであろうが…

その後も霧がなかなか晴れなかったり、山も見えなかったりで、こちらの思うようには
撮影はかどらず。


    

日を浴びて、熱を蓄えた車のボディやタイヤに、赤とんぼが群がってきた。
早晩命が尽きる前、少しでも暖かい場所を求めての行動だろう。


    

元が何色かわからんくらい車ドロドロやなあ。今回は、ダートはほとんど走っていない
はずなのだが…

ところで、旅行中私はNHK・R1(ラジオ第一)を聞くことが多く、この日も帰路
スイッチをひねると流れてきたのが「あさこ・佳代子の大人なラジオ女子会」だ。
先週の土曜日もたまたまその放送(第一回目?)を聞きながら車を走らせていて、
運がいいのか悪いのか、またも大久保佳代子、いとうあさこご両名にさらにゲスト
(先週が島崎和歌子さん、今回が椿鬼奴さん)を加えたパワフルトークを聞くことと
なった。中高年の大人女子らが毒を吐き好き勝手に喋りまくる勢いが凄まじく、
このかしましさで放送時間帯が夕方なのが不調和で、これを深夜帯に移行させるとして、
トークに艶っぽさがさらに加わるとなれば、相当すごい番組になるのではと夢想した。

進行役的なナレーションを入れるのが声優の茅野愛衣さん。可愛らしい魅力的な
お声の持ち主で、様々なアニメ作品でお耳にかかるが、この番組ではまさに一服の
清涼剤的役割を果たしておられる。次回もまた、できたら納得するような撮影ができた
満足感に浸っている幸せな気分の夕方に、お三方にお会いできることを期待している。

声優といえば、ベテラン・太田淑子さんの訃報をお聞きした。太田さんは我々世代の
ヒーローのひとりで、「リボンの騎士」のサファイアや「ひみつのアッコちゃん」の
アッコ役など、彼女の声が刷り込まれ、その声とともに甦る登場人物も数多い。特に
中性的なサファイアは少年、少女を巧みに演じ分けられる彼女の声が当てられたからこそ、
その魅力が一層増し、魂が宿ったキャラクターになったと思われる。どうぞ安らかに
お眠りください、ご冥福を心からお祈りいたします。

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20211105 旭川市~東神楽町 富良野ビンテージのち天候回復

2021-11-05 11:05:01 | Weblog



11月5日(金) 曇りのち晴れ

この時期限定発売の「サッポロクラシック・富良野ビンテージ」を1ケース購入。
お土産用、自分用に、本来なら最後に買い込みたいところだが、数量限定のため
帰宅時には売り切れている可能性が高い。このタイミングだと、おそらく半分は現地で
消費されるであろうが、致し方ない。


   

てなことをやっている間に、日和癖といっていいのか、またも晴れてきたので
撮影に向かった。この日は夕方にかけますます天気は安定したが、いかんせん
山が見えてこない。カラマツの黄葉は見頃なのに、山とシンクロしないのが残念。

しかし日没前ギリギリになって十勝岳のみどうにかこうにか姿を現し、一矢報いる。


夜から朝にかけずっと天気がよさそうだと判断し、星撮することにしてみた。


   

   

車のリアハッチを開けると、赤とんぼがやってきて、床に敷いてある銀マットに
止まった。少しでも暖かい場所を嗅ぎつけたのだろうか。

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20211104 旭川市~東神楽町 期待させるもすぐまた曇る~サザエさんをさがして

2021-11-04 11:04:01 | Weblog



11月4日(木) 朝のうちまで雨のち曇り

予報通り天気が悪く、午前中は雨。しかし旭川で買い物などしているうちに
あっという間に晴れ間が広がってきたので、これは儲けものと慌てて
現地へ向かうもすぐにまた曇り込んで、ジエンド。


        

私にとってサザエさんの漫画版は、「クスッと笑える」あるいは「じわっとした
笑いが来る」程度の面白さなのだが、この回の「サザエさんをさがして」
(朝日新聞土曜別刷り版be連載)で掲載された作品には、思わず声を立てて
笑ってしまった。これが一人きりの車内でよかったよ。公の場で大衆の面前なら、
かなり奇異な人に思われただろう。

それで思い出すのは、大昔、えりも岬ユースホステルの談話室での出来事だ。
そこにあったコミック本「お父さんは心配性/岡田あ~みん著」を読み始めたのは
いいとして、これがツボにはまり、何度も声を立てて笑ってしまった。おそらく
周囲にいた人には、相当変な奴だと警戒されたに違いない。しかしその翌日、
その子らと一緒に豊似湖へ行ったりしたけどね。

お父さん~はその後自分で全巻揃えることになる。近いうちに読み返そう。

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20211103 東川町 新装版・日本沈没

2021-11-03 11:03:01 | Weblog



11月3日(水・祝日) 雨

今日も雨が降り続いた。この時期の北海道、季節の変わり目、天候不順は
経験上覚悟の上であったが、ここまでまとまった雨となるのは、これまで
あまり記憶にないことだ。今年の天候は、全国的にハチャメチャで困る。

越えてきた三国峠の上部のみ雪に変わって、道路の一部がシャーベット状
だった。

東川町の図書館で、新刊扱いの「日本沈没(上)/小松左京著」が目についたので
読書開始。「いつか読んでみたい」と思っている本は数えきれないほどあって、
しかしそのほとんどは何らかの理由でそのまま捨て置かれることが普通の中、
偶然が重なって、この本はついに手にすることができた稀有な一つ。この新装版
発売が先か、はたまたリメイク版ドラマ化が先でその影響なのかは不明だが、
諸々好条件が重なって図書館での新規購買だったのだろう。

滅茶苦茶面白いので食いついてしまい、何をしに旅に出たのか本末転倒状態。
あの田所博士が和歌山出身なのを初めて知った。南方熊楠、湯川秀樹(正確には
先祖が和歌山県出身者とのことだが)ら、突発的に偉人を輩出しているのが
和歌山県である…と小松さんが本書内で紹介してくれている。次の改定版
発売の際には、わたくしの名前も追記されるに違いない(←あんたは異人)。

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20211102 上士幌町 金亀亭で豚丼

2021-11-02 11:02:01 | Weblog



11月2日(火) 曇時々雨

冷たい雨が降り続く。外気温は5~7℃程度と、雪に変わりそうな気配は
まるでないのだが、こういう日差しがまったくない時って、火の気のない
車内の冷え込みが特に厳しくて、体の芯から冷え切ってしまう。

せめて温かいものをと、金亀亭で「豚丼・990円」をいただいた。
本日はお肉とってもやわらかく、ボリュームたっぷり、美味だった。

温泉であたたまった後は、休憩所でたっぷり読書。車に戻りたくない…

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20211101 鹿追町~士幌町 東ヌプカウシヌプリでナキウサギ観察~晩秋編

2021-11-01 11:01:01 | Weblog



11月1日(月) 晴れのち曇り

丸一年ぶりの登山。情けないことに足がまるで上がらない。

数日前の雨が、標高の高いところでは雪だったのだろうか? 登山道沿いに残る雪。


    

晴天微風、ウペペサンケがきれいに見えていた。


    

東ヌプカウシヌプリ山頂到着。


    

十勝平野の防風林のカラマツがきれいに色づき、見頃を迎えつつあるようだ。


    

現地では、ナキウサギ生息地を保護するようお願いする看板が新たに設置、メインルート以外に
立ち入れないようガイドロープを張り巡らせたと告知されていた。来るものが来たって感じ。
いずれ立ち入り規制され、最終的に立ち入り禁止になるのでないかと思っていたので…


    

生息地のガレ場をぐるっと取り囲むようについていた踏み跡(たぶんその多くがカメラマン道)
には、ほとんど立ち入れなくなった。自由にポジション取りできなくなり、撮影はかなり厳しい
ことになる。特に休日のギャラリーが多い時には、身動きがとれないだろう。

ナキウサギ生息地に人工物である鉄柱が打たれガイドロープが張られたことには違和感大で、
しかしこの措置はおそらく緊急のもの。山頂から現地に通ずる踏み跡(私道?)の笹払いを止め、
いずれは道を閉鎖、近い将来この場所を分断、孤立させるのではないかな。2~300メートルを
薮漕ぎして、ここまでたどり着こうとする猛者は少数になるはずだ。


この日は閑散としていて、このあとご夫婦連れが一組来ただけだった。


    

お二人が立ち去るのを追うようにして、私も現場を離れた。準備を終え、歩き出した途端
ナキちゃんが二匹現れたこともあり多少未練がましく後悔を残したが、これ以上根気続かず、
このあたりが潮時だったと思う。直後急激に雲が広がり、しぐれてもおかしくないくらい
曇り込んだので、この判断は結果オーライだった。

登山道の中間地点くらいの歩道沿いでナキちゃんを見かけた。こんなところにもいるんだなあ。
大きな黄色い葉っぱをくわえて、巣穴に入っていった。コンデジで撮影を試みるも間一髪
間に合わなかった。

下山後ご夫婦とお別れの挨拶ができた。とても感じのいいお二人で、札幌ナンバーの
レンタカー、途中山歩きを組み込んでの旅行中のようだ。


    

どこもかしこも一年ぶり、じろう食堂もしかり、「大ぶりザンギ定食・740円」を
いただく。揚げたてアツアツがおいしい。セルフ式のコーヒーは無料。

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