旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

夏が来れば思い出す旅

2007-07-21 15:32:01 | 

 

  梅雨はいつ明けるのだろうか? そろそろ梅雨明けが待ち遠しくなった。
 梅雨が明ければ盛夏である。暑さにも寒さにも弱いが、九州生まれの私にとっては、やはり夏が好ましい。そして夏が来れば必ず思い出す旅がある。それは尾瀬(江間章子の『夏の思い出』)ではなく、はるかかなたの国コスタリカカンクーン(メキシコ)である。
 実はコスタリカ、カンクーンの旅は、今から10年前1997年の2月であった。夏どころか、日本にあっては冬の真っ最中である。ところがこの二国が面するカリブ海に注ぐ太陽は、わが九州の夏の太陽よりはるかに強く、海は青く空はどこまでも高く澄みわたっていた。
 当然のことながら私たちは、そこで水に親しんだ。コスタリカでは、中央山岳地帯からカリブ海に流れ落ちるレヴェンタソン川でリバーラフティングを初体験し、カンクーンでは、これも生まれて初めてパラセーリングを楽しんだ。
 ラフティングは丸一日行程の、想像をはるかに超えるハードなものであったし、メキシコが世界に誇る観光地カンクーンの海原に浮かぶパラセーリングは、これまた、かつて経験したことないスリルと快適さがあった。
 次回から、その一端を記していこう。
                                                               


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