旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

近づいてきた沖縄行

2010-11-19 14:49:01 | 

 

 沖縄旅行が一週間後に迫ってきた。昨日は有楽町の沖縄観光コンベンションビューローに出向き、様々な資料を入手してきた。三日間の行動予定もほぼ固まってきた。

 初日(26日金曜日)――友人夫妻の案内による「沖縄地元ツアー」
 友人は沖縄に長く住み(琉球ガラスのトップセールスマン)、奥様は沖縄出身の方であるので、地元の方の先導によるまさしく地元ツアー。那覇公設市場めぐりを皮切りに南部を回る。平和記念公園やひめゆりの塔は一度行ったので、それよりも彼らが組んでくれた「奥武島(おうじま)の定食屋での昼食」とか「知念村・“浜辺の茶屋”でのカフェタイム」、また彼の元職場「琉球ガラス工場見学」などが楽しみ。夜は那覇の「栄町市場内の居酒屋での夕食」と、これも心待ちにしている。

 二日目は、友人は「居合い大会」出場、奥様は旧友と会うご計画なので、私は観光バスで“美ら水族館・西海岸コース”(「琉球村、万座毛、お菓子御殿、海洋公園・美ら海水族館、パイナップルパーク」などを回るコース)をまわる。沖縄の美しい海を満喫する予定。
 夜は奥様の実家に夕食のご招待を受けている。お父様は私と同年輩、沖縄の戦中戦後を生き抜いた方のお話を楽しみにしている。

 三日目最終日は「基地コース」。この時期にせっかく沖縄に行くのであるから、問題の「普天間基地」と「嘉手納基地」だけは見ておきたい。観光タクシーの「那覇発中部コース」が、5時間14千円とあるので電話で問い合わせると、二つの基地を回り、帰りながら世界遺産の一つでも見れるでしょうとのことなので予約をするつもり。
 しかし先日購入した『観光コースでない「沖縄」』(沖縄大学長新崎盛輝ほか)を読むと、改めて沖縄戦や基地の現状のひどさを知らされ、観光がてらに基地を見て回るなど沖縄の人に申し訳ない気がしてきた。とはいえその迷いを確認するためにも現状だけはこの目で見てこよう。


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