前々回(21日付け)書いたように、今が一年で一番寒い時節だ。しかし、だからこそ春はそこまで来ているのだ。月が開ければ2月、3日が節分で4日は立春だ。
そんな気持ちの高ぶりつられて、歌舞伎と落語の日程が入ってきた。明日26日は新橋演舞場の『新春大歌舞伎』を、ワイフと娘と三人で観劇することになった。出し物は新春恒例の「仮名手本忠臣蔵」と「ひらかな盛衰記」。しかも千秋楽だ。
これも何度も書いたように、今年は日本文化を深めるために歌舞伎を観て落語を聞こう、などと娘と話していたら、友人からこの新春大歌舞伎の半額券のお薦めがあったのだ。(半額といっても1等A席ともなれば一枚8千円の券であるが)、「こんな機会を逃すと、またいつ見れるか分からない」とワイフがさっそく購入してきた。立派、立派! と喜んだ次第。久しぶりの歌舞伎を楽しみにしている。
続いて次の土曜日、2月2日は、娘と二人で『てなわけで冬の噺 桂扇生独演会』なるものに、内幸町ホールまで出かける。こちらは大衆娯楽らしく、前売り一枚2千5百円と安い。
出し物は「二番煎じ」と「厄払い」だ。これも正月らしい出し物だ。私はお酒の噺の「二番煎じ」に期待しているが、「厄払い」を聞いてその翌日の豆まきで厄払いをするのもいいと思っている。
いやあ~、だんだん楽しくなってきたなあ…