このところ毎年、10月初めまで残暑が続いたような気がしているが、今年は9月半ばより秋の気配を味わってきた。しかし台風など集中豪雨による水の災害が多く、ついに御嶽山の噴火という思いもしなかった災害にあって、どうも落ち着いた秋の風情というわけには行かない日々が続いている。
今年も余すところ3か月…、第4コーナーをまわってホームストレッチだ。アッという間に過ぎ去ることであろう。だが、夏場から初秋にかけて(7~9月)過密スケジュールが続き、体調を崩してブレーキがかかった。スピードを緩めたい。
検査の結果、肝機能の低下が指摘され1か月後の再検査を言い渡された。恐る恐る「酒はだめですか?」と尋ねると、「まあ、飲みすぎないように普通の量に抑えてください」とのことだ。私の「普通の量」はちょっと多いので、半分ぐらいに抑えよう。
思い起こせばこの間、酒を飲む機会が多かった。神は見落とすことなく、「まだ生きたいのなら少しは自重せよ」というお達しを下されたのであろう。有難いことだ。このお達しには素直に従っている。
しかし10月もやや過密な日程が続いている。酒量を抑える者にとって最大の試練は「純米酒フェスティバル」である。主催者の一人として、どの程度酒をひかえながら一日を終えるか…、まさに試練である。
その他いろんな集会が続き、下旬には恩師竹村修一教授の墓参を兼ねた高知旅行も控えている。自重して臨もう。