
☆災害救護などの活動で我が国を代表する日本赤十字社(日赤)
☆血液事業で、国民の命に関わる深刻な事態を招いている
☆日赤の活動は多岐にわたるが、問題は病院事業と血液事業
*日赤は本社の下に、92の赤十字病院、55の血液センターがぶら下がる
*いずれも独立採算で、特別会計で処理されている
☆この巨大事業に「病魔」が巣くっている

☆日赤病院は、総病床数3万8千床、公的医療機関で、国内最大規模を誇る
☆病床利用率は80%前後に留まり、人気はそれほど高くない
*サービスが悪い、汚い、良い医者がいないの三重苦
☆医師の間で、日赤病院は「どこでも二流」という評価が定着している
☆多くが赤字に悩み、大都市圏ほど赤字額は大きい
☆日赤病院グループの問題
*病院運営の実務を知らない本部の素人が、どんぶり勘定で経営方針を決める
*各病院の院長は、これに従うしかない
☆日赤血液事業の問題
*日赤が血液事業を独占していることに尽きる
*日赤は、献血を材料とする血液製剤の製造と医療機関への販売している
*血漿分画製剤の原料を製薬会社に供給し利益をあげている
☆日本のように赤十字社が血液事業を独占している先進国は珍しい
☆最大の問題点は、輸血製剤の価格を高止まりさせていること
*全血・赤血球・血小板・新鮮凍結血漿は、日赤の独占販売
*日赤にとり、病院相手の取引は”おいしい商売”

☆日赤の独占は、技術開発にも悪影響を及ぼしている
*我が国の輸血感染対策は、いまなお心許ない状況
*血液の恒常的な不足もは、日赤の技術力の低さが影響している
☆日赤は年間延べ500万人以上から献血を受けているが、足りないという
*日赤は貴重な献血血液の一部を大量に破棄している
*全血献血に含まれる血小板は全て破棄される
*血小板成分を有効に利用すれば、日本人の血小板輸血の40%程度賄える
. *献血廃棄に対する日赤の大義名分は輸血感染を減らすことという
☆先進国で全血採血の血小板をすべて廃棄している国は日本のみ
*先進諸国では、不活化技術などを応用
*輸血感染を増やさず、血液を確保しようと技術開発が進んでいる
☆海外の血液事業は独占状態ではない
*適切な価格で安全な製品を提供しなければ、洵汰されてしまう

☆厚労省さえ日赤の顔色を窺う
*日赤の機嫌を損ねては、厚労省も血液行政を遂行できない
☆医師たちも日赤には頭が上がらない
*日本輸血・細胞治療学会は輸血医療の唯一の学会
*歴代の理事長をはじめ、多くの理事が定年後に日赤に天下っている
*本気で日赤に意見しようとするものなどいない
☆日赤の存在は取引メーカーにとっても有り難い
*言い値で取引してくれるので利益が大きい
*輸血バッグを販売する会社などは、日赤の殿様商売の恩恵に浴している
*メーカーからの見返りは天下り
☆独占は必ず腐敗する
*日赤にはこの言葉がぴたりと当てはまる
*日赤、厚労省、学会、メーカーが、自分たちの思惑を優先している
*そのなれの果てが、輸血後エイズ事件、肝炎事件
☆日赤の体質が続く限り、国民にとっての悲劇は、必ず繰り返す

☆日赤には罪の意識はないHIV輸血事故
*日赤は「HIV検査目的の献血であった可能性がある」と主張
*日赤は献血者に責任をなすりつけた
☆再発予防策は、HIV核酸増幅検査を今後は献血者一人ずう実施すると発表
☆核酸増幅検査にこだわる限り、検査の対象になってない病原体はフリーパス
☆あらゆる病原体を一網打尽にしうる不活化技術の導入を急ぐべき
☆すり抜け事故を繰り返しても、日赤は何の反省もしていないようだ
☆日赤は、iPS細胞の技術まで私物化しようとしている
☆なぜ、京都大学は、iPS細胞の研究開発で日赤と組むのだろうか?
*製薬企業関係者は「官僚と日赤の利権のため」で、厚労省の影響力は強い
*彼らは日赤と連携し、iPS細胞を自らの管理下に置こうとしている
(敬称略)


☆本の記事内容、過去の資料もあり、現在改善されている点も指摘していると思います
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します






日本赤十字社 血液事業「独占」で利権の巣窟に
(ネットより画像引用)