

☆異次元緩和はとは「お金を刷りすぎる」政策
*誰もいまだそのブレーキを発見していなく、1度始めてしまうと戻れない
☆日銀が倒産する、正確に表現すれば「日銀を倒産させる」リスクはある
☆新しい中央銀行を作らねばならなくなるリスクである

☆今は、日銀が長期国債市場で圧倒的な存在となってしまった
☆日銀には市場原理は働かず、日銀は儲かるという発想で買うわけでない
☆市場のファンダメンタルズを無視して買う団体の出現
*その場合、どんな市場でも価格は上昇(=国債の長期金利は急落)する
*平成29年度の国の国債発行額は、約141兆円
*市場原理の働かない日銀が約96兆円(発行額の約70%)も市場から購入
☆これでは、国債価格が上昇(=長期金利は急落)するのは当たり前

☆長期金利は本来、フアンダメンタルズがもっとも重要な要因
☆現在は日銀の国債爆買いは、フアンダメンタルズに関係なく、まさに計画経済国家です
☆毎年新発債が出ているので、そんな状態がいつまでも続くわけがない
*売る人がおらず、毎年新発債分を買い増してくれる人がいれば国債は崩れない
*投資家が、満期が来た国債と同額の借換債を買う、借換債購入者の保有国債額には変化がない
*問題は新発債を誰かが買い、保有額を増やしてくれなければ需給は崩れる
*今現在は外国人も買い増している(ジャパンプレミアが付いている為)
*外国人が購入をやめれば、日銀は新発債分を全部買い増す必要が生じる
*低い金利では、新発債を買い増す機関は他にない
☆日銀は、今後インフレが起きようと起きまいと
*新発債分は、購入し続けなければならないシステム

☆金融政策で株を買っているのは、先進国では日銀以外にない
*株は、値動きが激しく価格が下落したとき、評価損が生じるから
*日銀は保有ETFが、1万8000円以下で評価損になる
☆金利の低下で(=国債価格は充分高い)国債評価益の急増も考えにくい
☆異次元緩和が失敗し、株価がスタートラインに戻ったら、日銀は債務超過になる
*日銀は、株の世界に踏み込んでよかったのか?

☆日本国債の利回りは、マイナスになっている
☆国債の利回りがマイナスとは
*満期まで持っていると、払った金額よりも受け取れる金額が小さい
☆その理由は、為替ヘッジにより、利回りはプラスになる

☆異次元緩和により、日銀が大胆に長期国債の保有額を増やした
*価格低下(=金利上昇)時、国債の評価損の額が心配
*1%の金利上昇、短期国債は影響少ないが、長期国債では巨額になる
☆日銀はどれだけの評価損を被るかの日銀の回答
*現状では、1%約30兆円、2%で約45兆円、5%で約90兆円とのこと
☆白川前日銀総裁の講演会で述べた
*日銀は、大量に国債を保有していて長期金利が上昇した場合
*莫大な評価損を抱えて債務超過に陥る
*そのような事態を、今から真剣に考えなければならない
(敬称略)


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日銀は資産の評価損で債務超過に陥る
(『日本・破綻寸前』記事、ネットより画像引用)