🌸利権トライアングルを倒し岩盤規制撤廃へ(3)
⛳安倍政権は「官邸主導」ではなかった
☆「安倍一強」の強力な政権でも「岩盤規制改革」進まなかった要因
*安倍政権では、「官邸主導」ではなかった
☆安倍政権では、外交や安全保障は別として、官邸の力は弱かった
*内政は概ねコンセンサス重視だった
*官邸主導の政策決定など、それほどなされていなかった
*官僚機構が強く官邸主導で突破していくことは難しかった
☆2020年のコロナ対応の経済対策が、その一例だ
*官僚機構が強く官邸主導で突破していくことは難しかった
☆2020年のコロナ対応の経済対策が、その一例だ
*昔ながらのボトムアツプのやり方で政策を作っていた
*緊急時の対応がまともにできていなかった
☆官邸主導というより「政治家主導」
☆官邸主導というより「政治家主導」
*「お肉券」「お魚券」の配布の議論が湧き起こって批判された
*与党議員たち、支持業界や団体の要望に応えて政策を打ち出した
☆コロナ対策の緊急時対応であれば官邸主導で、
*スピードを優先してお金を配るという大方針を打ち出せば良かった
*具体的な設計は、役所にやらせれば良い
☆官邸主導の政策のメリハリが、まだまだできていない
☆官邸主導の政策のメリハリが、まだまだできていない
*官邸主導は、外交や安全保障など、ごく限られた分野だけ
☆特に既得権に関わる規制改革のような分野
*官邸主導でリーダーシツプを発揮しないと前に進まない
*官邸主導でリーダーシツプを発揮しないと前に進まない
⛳利権トライアングルの正体
☆安倍政権で規制改革を阻んだより重要な要因
☆安倍政権で規制改革を阻んだより重要な要因
*国家戦略特区での規制改革が、2017年で止まったことだ
*2017年の通常国会で「加計学園問題」への疑惑追及
*獣医学部新設でマスコミや国会での追及が長く続いた
☆関係者の多くは追及が続くうちに規制改革をやって
*疑惑追及を受けたら堪らないと感じた
*結果、新たな規制改革には及び腰になってしまった
*安倍政権後半に「岩盤規制改革」をストップさせた「壁」だった
*安倍政権後半に「岩盤規制改革」をストップさせた「壁」だった
☆マスコミや国会での疑惑追及は、実はデタラメだらけだった
☆規制改革を阻む壁
*伝統的には業界団体・役所・族議員の「鉄のトライアングル」
*最近では、与党の族議員に代わってマスコミと野党議員が登場する
*裏側に隠れて、利権を守りたい役所と業界が、ストップをかける構図
☆マスコミと野党議員にとり、事実かどうかはどうでもいい
☆マスコミと野党議員にとり、事実かどうかはどうでもいい
*マスコミが「疑惑」を報じればそれを国会で追及
*国会で「疑惑追及」したらマスコミで報道
*「証拠なき追及」を無限サイクルで回し続けることができる
*証拠は要らず、「疑わしい」と唱えるだけで十分
*証拠は要らず、「疑わしい」と唱えるだけで十分
☆2017年以降に国家戦略特区の規制改革
*ぱったり止まったようにそれで十分に効果は上がる
☆著者は、これを「新・利権トライアングル」と呼んでいる
☆著者は、これを「新・利権トライアングル」と呼んでいる
*「大阪都構想218億円問題」のフェイクニュースもこの構図
☆これを正さない限り、強力な政権でも「岩盤規制改革」は難しい
*「新・利権トライアングル」を壊すのが我が国の為に必要
*「新・利権トライアングル」を壊すのが我が国の為に必要
⛳各省設置法を一本化し事務分担は「政令」で
☆菅首相はデジタル庁構想に加え、厚生労働省再編にも言及した
*中央省庁の「再々編」の可能性も出てきている
☆省庁再編は霞が関の役人の最大関心事だ
*省庁再編では、各省の所管分野に対する争奪戦が起こる
☆省庁再編は霞が関の役人の最大関心事だ
*省庁再編では、各省の所管分野に対する争奪戦が起こる
*「領地」の拡大や縮小で各省庁は悲喜交々になる
*政官の関係では、政治が優位に立つことが多い
☆菅氏は、安倍政権で内閣人事局のシステムうまく使い
☆菅氏は、安倍政権で内閣人事局のシステムうまく使い
*官僚を適切にコントロールしてきた
*歴代官房長官のなかでも屈指の官僚掌握能力を持った
*省庁再編を政策の柱にすれば、菅氏は官僚に優位を保てるだろう
*省庁再編を政策の柱にすれば、菅氏は官僚に優位を保てるだろう
☆省庁再編の議論が具体的に進むと、省庁から不満が噴出してくる
*省庁再編では、政策というよりも「器」にばかり議論が集中する
☆省庁再編が行いにくい要因
*各省の事務分担が各省設置法で定められているから
*海外の国には各省設置法など存在していない
*民間企業でも、組織の改編は執行部が決めている
*民間企業でも、組織の改編は執行部が決めている
☆省庁再編に必要な事
*現在ある各省設置法をすべて束ねて政府事務法として一本化する
*各省の事務分担は「政令」で決めればいい
*各省の事務分担は「政令」で決めればいい
*こうした枠組みを作れば、政権の判断で省庁再編を柔軟に行える
☆この方式は世界標準で、政治主導をより一層発揮できる
*時代の変化への対応も容易である
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『スガノミクス』
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