🌸大腸ポリープでのESD治療
☆大腸ESDとは、大腸の腫瘍(ポリープ)に対して行う内視鏡治療
☆ ESD(内視鏡での・粘膜下層・切除)
*Endoscopic Submucosal Dissection
⛳大腸ESD治療とは
☆従来内視鏡では切除不可能であった腫瘍
*内視鏡で切除することを可能にした
*開腹などすることなく低侵襲で治療が可能となった
*大腸ESDは、外科手術と比べ全身麻酔の必要もなく入院期間も短い
*現在では通常の保険診療として各医療施設で行われている治療法
☆現在では技術の向上や新たな道具の開発で
*安定した治療が各施設行えるようになっている
⛳ESDに使用される電気メス
☆ 電気メスを使用して腫瘍を剥がして取り除くESD治療
*内視鏡スコープの先端から電気メスを出す
*スコープを操作して腫瘍を切除する
*粘膜下層(粘膜の3番目の層)を剥がしていく治療法
(粘膜下層を電気メスで剥がし腫瘍を取り除く)
☆Water-pocket ESD法
*通常は治療時には二酸化炭素を流しながら
*電気メスで「粘膜下層」を焼き切って腫瘍を切除していく
*Water-pocketでは、Pocket内に水を溜め
*「粘膜下層」にポケットを作成し剥がす方法
☆「粘膜下層」の剥離は、安全に行わなければならない
*「粘膜下層」のすぐ下の部分は「筋層」
*「筋層」部分を電気メスで傷つけると穿孔が起こる
*穿孔が起こると大腸内の液体が腹腔内に漏れてしまい
*腹膜炎という重篤な合併症が起こる
*腹膜炎が起こると開腹手術が必要となることもある
*慎重に「粘膜下層」の剥離を行うことが大事
☆大腸ESDでは
*治療を行う症例により、簡単な症例・難しい症例がある
*全ての患者が同じような状況ではない
*一番の問題となるのは、「粘膜下層」の線維化
*線維化があると、電気メスでどこを剥離部分が分かりにくく
*電気メスの切れ味も極端に落ちてしまう
⛳大腸ESD実施している施設
☆ 大腸ESD、厚生労働省の施設基準を受理できた施設で行っている
*クリニックや小規模の病院では、ほとんど行っていない
*大きな総合病院や消化器に特化した小規模病院で行われている
☆治療を受ける際
*該当の施設がどの程度症例数を行っているか
*担当の医師の経験してきた症例数確認した方が良い
☆目安となる数値
*施設の年間の大腸ESD数が最低でも50件以上
⛳まとめ
☆大腸ESDは外科手術と比べ低侵襲な治療である
☆大腸ESDは最短2泊3日で退院できる
☆Water-pocket法では、安全に治療が可能である
☆本記事より、大腸ESDに対する正確な知識を得ることで
*安心して治療に臨んでいただくことができればと思う
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
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⛳出典、『胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院ブログ』
大腸ポリープのESD治療
(足立病院ブログ他より画像引用)