🌸製薬企業が医師に払うお金の内情
⛳医師が薬を導入する見返りに寄付講座の延長を要求?
☆『FLASH」のスクープ
*広島大学病院の糖尿病・代謝内科長
*小野薬品工業に対して行った「ある要求」
☆小野薬品は、寄付講座に、年間1500万円を提供していた
☆「FLASH」は、寄付講座の責任者を務める医師
*寄付講座の延長を求めたとしている
(小野薬品の糖尿病治療薬を院内に導入する見返りに)
*薬を導入する見返りに、製薬企業に金を求めたのだとしたら
*不適切と言わざるをえない
☆国内製薬企業と比べて外資系製薬企業
*奨学寄付金や寄付講座に費やす金が少ないのは
*外資系製薬企業、画期的な新薬を数多く抱えているからだ
☆小野薬品は、三重大学病院において販促の見返りに
*奨学寄付金を提供していたことが発覚し
*社員2名が贈賄罪で、逮捕・起訴されている
☆小野薬品はこの事件を受けて
*延長を含め、新たな寄付講座への寄付の取りやめを決め
*寄付講座への寄付の延長を中止したと説明している
*2021年以降は小野薬品による寄付講座への寄付の延長はなくなる
(広島大学糖尿病代謝内科では)
☆寄付講座では、現在は別企業から2100万円の寄付を受けている
⛳奨学寄付金と寄付講座
☆医師個人に支払われる講演料などと違い、奨学寄付金は表にでる金
☆寄付を受けるのは、医師個人ではなく大学
☆ノバルティス社事件以降
*奨学寄付金は、贈収賄の対象外と考えられてきた
*多くの製薬企業は講師料などの支払いを減らし
*奨学寄付金ウェイトを置いてきた
⛳製薬企業が奨学寄付金や医師に払う金の実態
☆2020年度に製薬協に加盟する企業が支払った奨学寄付金
*中外製薬の13億5050万円が筆頭に、国内製薬企業が名を連ねる
(8位のアッヴィ(アメリカ)除くと)
*小野薬品は7位で、その総額は5億3000万円
☆2020年度、医師個人への支払い
*上位には国内製薬メーカーが名を連ねている
*小野薬品は約12億円で、第一三共に次いで第2位
☆奨学寄付金や医師個人への金銭の支払い
*製薬企業にとり、売り上げを上げるための営業活動の一環である
*ライバル企業が類似の薬を販売しているとき
*製薬企業は金によって処方を増やそうとする
☆画期的な新薬は、このような形での販促を行わずとも医師が処方する
☆寄付講座の教授の多くは40~50代前半
*将来は主任教授に昇格したいと考えている人が多い
*主任教授への昇格は、先輩の主任教授たちが仕切る教授会で決まる
*先輩教授たち、製薬企業との付き合いを気にしていれば
*後輩教授たちは、それに従ったはずだ
☆2020年度、製薬企業から講師謝金等広大の医師のランキング
*トップの教授は702万円もの金を受け取っている
*講演料から推察すると年間に35~70回の講演をこなしている
*医学部教授の本業そっちのけでアルバイトに勤しんでいたのか
☆医師は自分の懐を痛めることなく、高額な薬を大量に処方できる
*製薬企業が「リベート」を渡そうとするのも無理はない
⛳問題防止には、情報開示の徹底しかない
☆この状況は世界各国が共通に抱える問題だ
☆この問題に対処するためには、情報開示を徹底するしかない
☆アメリカではサンシャイン法に基づき
*アメリカの厚生省が製薬企業から個別の医師への支払いを開示し
*誰でも検索できるようにしている
☆日本は、情報開示への対応が不十分だ
*医療は医師と患者の信頼関係がなければ成り立たない
*広島大学には徹底した情報開示を望みたい
(敬称略)
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⛳出典、『東洋経済』
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製薬企業が医師に払うお金の内情
(『東洋経済』記事より画像引用)