🌸そもそも生物はなぜ死ぬのか(3)
⛳現在のリボソームは誕生時よりバージョンアップしている
☆4本のリボソームRNAが反応の中心
*アミノ酸をつなげてタンパク質を作るを担う
*その周りには約80種類のリボソームタンパク質
*「つなぎ」としてベタベタくっついている
☆現在のリボソームの役割
*メッセンジャーRNA(mRNA)の遺伝子のコピーの司令に基づき
*運搬RNA(tRNA)が指定されたアミノ酸を運んでくる
*リボソームRNAがそれらをつなげる
☆30億年以上の現在でも
*全ての反応はRNAが仕切ってやっている
⛳コロナ禍でメッセンジャーRNAワクチンが作られた
☆コロナウイルスの殻についているトゲは
*「スパイクタンパク質」の遺伝子のメツセンジャーRNA
☆とげを分解されにくいように加工して腕に注射する
*するとリボソームによりパイクタンパク質が作られる
☆作られたたんぱく質が抗原として働き
*抗体がヒトの体内で作られる
⛳「あんかけ焼きそば」から「あんかけかた焼きそば」ヘ
☆RNAの革命的変化経緯とDNAの登場
☆RNAの革命的変化経緯とDNAの登場
①RNAワールド(焼きそばワールド)
➁RNA液滴ワールド(あんかけ焼きそばワールド)
③革命的変化は、DNAの登場
☆DNAとRNAはほぼ同じ構造
☆DNAとRNAはほぼ同じ構造
*RNAに比べてDNAは反応性が低く安定で、壊れにくい
*RNAは自己増殖する分子として仕事していた
*液滴ワールドに移行して
*タンパク質がRNAの担っていた化学反応を代行する
*RNAの変化しやすく壊れやすい性質
*遺伝情報、配列情報を蓄える分子としてはマイナスの面が大きい
☆安定志向に傾き始めるとDNAのほうが有利になった
*DNAは、RNAの一部が変化してできた
*DNAは、RNAの一部が変化してできた
*DNAは、自分で自分を複製したり編集したりするのは得意ではない
*DNAはその分、現状維持能力に長けている
*壊れにくいDNAは情報のストック
*RNAがタンパク質を作るシステムが完成した
☆それ役割の方が、増殖マシーンとしての効率が良かった
*DNAが遺伝子としての地位をRNAから譲り受けた
*DNAが遺伝子としての地位をRNAから譲り受けた
(RNAがDNAを作り、そちらに仕事を分担した)
①変化のしやすい柔らかい(RNA)の「あんかけ焼きそば」から
➁しっかりした麺(DNA)の「あんかけかた焼きそば」に進化した
⛳現存する生物は全てDNAを遺伝物質として採用している
☆DNAは、RNAのコピーだった
*全てのRNAがDNAに置き替わったわけではない
*新型コロナウイルスは、現在でもRNAを遺伝物質としている
☆RNAウイルスは変異しやすい
*増殖に必要なリボソームなどは持たない
*細胞に「寄生」しないと自身のタンパク質・子孫を作れない
☆ウイルスは自己複製したり変異したり進化したり
☆ウイルスは自己複製したり変異したり進化したり
*その生き様は「生物的」ではありますが
*単独では生きられないので「生物」には分類されない
☆ウイルスは、生物になる前の私たちの遠いご先祖様の姿に似ている
(敬称略)
(敬称略)
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⛳出典、『なぜヒトだけが老いるのか』
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⛳出典、『なぜヒトだけが老いるのか』
RNAの役割・変化とDNAの誕生
(『なぜヒトだけが老いるのか』記事他より画像引用)