🌸努力は遺伝に勝てないのか(1)
☆私も、曖昧には理解しているが、今までの教育等により
*ここまで記載するのかと、ある面では感じています
☆古い本ですが、知るのも必要と思い、書店で見て購入しました
⛳遺伝にまつわる語られざるタブー
☆親から子へと外見や性格が遺伝することは昔から知られていた
*背の高い親の子どもが長身なのは当たりまえ等
☆一方で、「トンビがタカを生む」という諺がある
*親とはちがう形質を持つ子どもが生まれることもわかいた
*そこにも一定の範囲がある
☆私たちはみんな遺伝について漠然とした知識を持っている
☆私たちはみんな遺伝について漠然とした知識を持っている
*だが、そこから先を考えてみたことはあるだろうか
☆子どもは親を選べないのだし
☆子どもは親を選べないのだし
*もって生まれたものでなんとかやっていくしかない
*これはまっとうな人生観だが、それがいま大きく揺らいでいる
*これはまっとうな人生観だが、それがいま大きく揺らいでいる
☆遺伝をめぐる自然科学の急速な進歩
*これまで想像もできなかった難題を私たちに突きつけている
⛳馬鹿は遺伝なのか
☆遺伝についての次の文章
①やせた親からはやせた子どもが生まれる
②太った親からは太つた子どもが生まれる
*体型が遺伝的なものだと述べているが
⛳馬鹿は遺伝なのか
☆遺伝についての次の文章
①やせた親からはやせた子どもが生まれる
②太った親からは太つた子どもが生まれる
*体型が遺伝的なものだと述べているが
*①には抵抗がなくても②には引っかかりを覚えるひともいる
☆次の例だとよりはっきりする
①親が陽気なら子どもも明るい性格に育つ
①親が陰鬱だと子どもも暗い性格に育つ
*性格と遺伝について述べているが、①と②では印象がまるで違う
*「性格は遺伝する」ことを異なる例で説明しているだけ
☆同じ話でも受け止め方にちがいが生じるのは
☆次の例だとよりはっきりする
①親が陽気なら子どもも明るい性格に育つ
①親が陰鬱だと子どもも暗い性格に育つ
*性格と遺伝について述べているが、①と②では印象がまるで違う
*「性格は遺伝する」ことを異なる例で説明しているだけ
☆同じ話でも受け止め方にちがいが生じるのは
*私たちの社会に暗黙の規範があるからだ
☆体型や性格に遺伝の影響があるとしても
☆体型や性格に遺伝の影響があるとしても
*能力も、本人の努力や親が与える環境で乗り越えられるはずだから
*すべてが遺伝で決まるのなら、努力は無駄になってしまう
*すべてが遺伝で決まるのなら、努力は無駄になってしまう
*それでは頑張っているひとが可哀想だ
*この論理に、多くのひとは同意するだろう
☆これはずいぶん残酷な話しで、以下の話と同様である
*太っている女性には「やせるべきだ」という社会的圧力を加える
*太っている女性には「やせるべきだ」という社会的圧力を加える
*暗い子どもには「明るくなれ」という教育的圧力が加える
☆家族や友人、教師や会社の上司、同僚の「善意」の励まし
*努力してもやせられない女性
*明るくなれない子どもを深く傷つけるのだ
☆次の3つの文をどう感じるだろうか.
①スポーツ選手の子どもは運動が得意だ
②音楽家の子どもは歌がうまい
③大学教授の子どもは頭がいい
*体型や性格と同様に能力も遺伝することが知られているから
☆次の3つの文をどう感じるだろうか.
①スポーツ選手の子どもは運動が得意だ
②音楽家の子どもは歌がうまい
③大学教授の子どもは頭がいい
*体型や性格と同様に能力も遺伝することが知られているから
*どれも当たり前の話で違和感はないかもしれない
☆同じことを逆の立場で説明すると、ちがいがはつきりわかる
④子どもが逆上がりができないのは親が運動音痴だからだ
⑤子どもの歌が下手なのは親が音痴だからだ
⑥子どもの成績が悪いのは親が馬鹿だからだ
*④と⑤はほとんどの場合、笑い話で済まされるだろうが
④子どもが逆上がりができないのは親が運動音痴だからだ
⑤子どもの歌が下手なのは親が音痴だからだ
⑥子どもの成績が悪いのは親が馬鹿だからだ
*④と⑤はほとんどの場合、笑い話で済まされるだろうが
*⑥は公には口にしてはならないとされている
☆それらを別の仕方で語ることが許されないのはおかしい
*暗黙の強い社会的規範が働いているからだ
*暗黙の強い社会的規範が働いているからだ
☆逆上がりが出来ない、歌が下手なのは
*社会では個性のひとつとして容認されている
*成績(知能)は子どもの将来や人格の評価に直結するから
*努力によって向上しなければならないのだ
*学校教育では、がんばることが強制されている
*学校教育では、がんばることが強制されている
☆知能が遺伝し「馬鹿な親から馬鹿な子どもが生まれる」のなら
*努力は無駄になって「教育」が成立しなくなってしまう
☆自然科学の研究成果とは無関係に
*「(負の)知能は遺伝しない」イデオロギーが必要とされているのだ
⛳一般知能はIQによって数値化できる
⛳一般知能はIQによって数値化できる
☆ 一卵性双生児と二卵性双生児を比較したり
☆養子に出された一卵性双生児を追跡することで
☆その遺伝率をかなり正確に計測できる
☆こうした学問を行動遺伝学という
☆結論だけを先にいうならば、
*論理的推論能力の遺伝率は68%
*論理的推論能力の遺伝率は68%
*一般的知能(IQ)の遺伝率は77%だ
*知能のちがいの7~8割は遺伝で説明できることを示している
*努力しても逆上がりのできない子どもはいる
*努力しても逆上がりのできない子どもはいる
*訓練によって音痴が矯正できないこともある
☆同様に、どんなに頑張っても勉強できない子どももいる
*現在の学校教育はそのような子どもの存在を認めないから
*現在の学校教育はそのような子どもの存在を認めないから
*不登校や学級崩壊などの現象が多発するのは当たり前なのだ
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『言ってはいけない』
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⛳出典、『言ってはいけない』
「音痴」「性格」「体型」「頭脳」等の遺伝
(ネットより画像引用)