🌸ハサミムシ(子に身を捧ぐ生涯)
⛳ハサミムシは早い段階に出現した原始的な種類の生物
☆生きた化石、ゴキブリには、長く伸びた二本の尾毛が見られる
☆生きた化石、ゴキブリには、長く伸びた二本の尾毛が見られる
*尾毛は原始的な昆虫によく見られる特徴である
☆ハサミムシのハサミは、この二本の尾毛が発達したもの
☆ハサミムシのハサミは、この二本の尾毛が発達したもの
*ハサミムシは、勇敢にハサミを振り上げ、人間をも威嚇する
*ハサミで威嚇してくるハサミムシのかたわらには
*ハサミで威嚇してくるハサミムシのかたわらには
*ハサミムシの産みつけられた卵がある
☆逃げずに動かないこのハサミムシ、卵の母親である
☆逃げずに動かないこのハサミムシ、卵の母親である
*母であるメスのハサミムシは、大切な卵を守るために
*逃げることなくその場でハサミを振り上げる
⛳昆虫の仲間で子育てをする種類は珍しい
☆昆虫は自然界では弱い存在である
☆昆虫は自然界では弱い存在である
*カエルやトカゲの仲間、鳥や哺乳類など
*さまざまな生物からこどもを守ろうとしても
*親ごと食べられてしまいこれでは元も子もない
*多くの昆虫は、子どもを保護するのをあきらめる
*卵を産みっぱなしにせぎるを得ない
☆子育てをする昆虫もいる
☆子育てをする昆虫もいる
*毒針という強力な武器を持つサソリは子育てをする昆虫である
*クモの仲間にも子育てをするものがいる
*小魚やカエルさえ餌にする肉食の水棲昆虫のタガメも子育てをする
☆厳しい自然界で、子どもを守り育てる「子育て」という行為
☆厳しい自然界で、子どもを守り育てる「子育て」という行為
*子どもを守る強さを持つ生き物だけに許された、特権なのである
☆ハサミムシは「ハサミ」という武器を持っているので
*ハサミムシは親が卵を守る生き方を選択した
☆ハサミムシは「ハサミ」という武器を持っているので
*ハサミムシは親が卵を守る生き方を選択した
⛳ハサミムシの子育て
☆昆虫の子育、母親が卵を守るものと父親が卵を守るものとがいる
*サソリやクモは母親が卵を守る、タガメは父親が卵を守る
*ハサミムシの卵を守るのは母親だ
*ハサミムシの卵を守るのは母親だ
☆ハサミムシは成虫で冬を越し、冬の終わり~春の初めに卵を産む
*ハサミムシの母親は、産んだ卵に体を覆いかぶせるようにして
*ハサミムシの母親は、産んだ卵に体を覆いかぶせるようにして
*卵にカビが生えないように一つ一つ順番にていねいになめたり
*空気に当てるために卵の位置を動かしたりと、丹念に世話をする
*卵がかえるまでの間、母親は卵のそばを離れることはない
*卵がかえるまでの間、母親は卵のそばを離れることはない
*母親は餌を口にする時間もない
*飲まず食わずで、ずっと卵の世話をし続けている
☆ハサミムシの卵の期間は、40日以上もある
☆ハサミムシの卵の期間は、40日以上もある
*片時も卵のそばを離れることなく、卵を守り続けるのである
⛳母親の仕事はこれで終わりではない
☆ハサミムシは肉食で、小さな昆虫などを餌にしている
☆ハサミムシは肉食で、小さな昆虫などを餌にしている
*孵化したばかりの小さな幼虫は獲物を獲ることができない
*幼虫たちは、空腹に耐えながら、母親の体に集まっていく
☆子どもたちは自分の母親の体を食べ始める
*子どもたちに襲われた母親は逃げるそぶりも見せない
☆子どもたちは自分の母親の体を食べ始める
*子どもたちに襲われた母親は逃げるそぶりも見せない
*子どもたちを慈しむかのように、腹のやわらかい部分を差し出す
☆ハサミムシの母親は、我が子のために、自らの体を差し出す
*ハサミムシの子どもたちは先を争うように、母親の体を貪り食う
☆母親にしてみれば、何のために苦労し卵を守ってきたのかわからない
*ハサミムシの子どもたちは先を争うように、母親の体を貪り食う
☆母親にしてみれば、何のために苦労し卵を守ってきたのかわからない
*母親は少しずつ少しずつ、体を失っていく
*失われた体は、子どもたちの血となり肉となっていくのだ
☆子どもたちが母親を食べ尽くした頃、季節は春を迎える
*立派に成長した子どもたちは石の下から這い出て
*それぞれの道へと進んでいく
(敬称略)
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⛳出典、『生き物の死にざま』
(卵を守るハサミムシ)
「ハサミムシ」「卵を守る」「子どもの餌になる」
(ネットより画像引用)