慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

我々はどこから来た何者、どこへ行く3(最終回)

2022年10月19日 | 歴史
🌸我々は、どこから来たのか、何者か、どこへ行くのか?

⛳文化と集団の変遷の関係
 ☆文化と集団の関係性は、様々なパターンが考えられる
 ①文化だけを受け入れ、集団を構成するヒトは変わらないパターン
 ②集団間で混血が行われるパターン
 ③完全に集団が置換されるパターン
 ☆文字史料がない地域や時代での分析ではゲノムの解析だけが頼り
 *文化の変遷と集団の遺伝的な変化はケースバイケースである
 ☆文化と集団の関係が明らかになっていけば
 *文化の変遷に関して新たな解釈が生まれ
 *考古学や歴史学、言語学にも大きな影響を与える

古代ゲノム研究が目指すもの
 ☆出アフリカ後の初期の拡散の状況の再現です
 *ネアンデルタール人やデニソフ人のゲノムの解析から
 *ホモ・サピエンスの成立に関する経緯が明らかになる
 ☆「人間とは何か」という究極の問いに対する答え
 *ヨーロッパやシベリアの洞窟に眠る骨のカケラから得られる
 *古代ゲノムの解析はそれを可能にしている
 ☆形態研究に不適な小さな骨片から、十分な遺伝情報を得る

古代ゲノム研究の意義
 ☆現代の歴史の教科書での人類の説明
 *アフリカでの人類の誕生のあとに
 *「四大文明」の古代文明の発展が語られていた
 *「四大文明」に至るまでの人類の道のりの記載がなかった
 ☆現代の歴史の教科書の中南米の歴史
 *ヨーロッパ人の世界進出の先のできごととして取り上げられる
 *通史として捉えられることは余りない
 ☆古代ゲノム研究
 *人類が到達した時点から現在に至るまで通史として
 *世界中の集団の歴史を明らかにすることができる
 ☆大きなポテンシャルを秘めているのが、古代ゲノム研究です

🌸おわりに
 ☆近年めざましい発展を遂げている古代ゲノム解析
 ☆人類の進化史、ホモ・サピエンスの拡散と集団の成立に関し
 *最新の情報を盛り込みましたが、この分野はまさに日進月歩
 *本書が出版されるころには、新たな論文が発表されているでしょう
 *最先端の科学を紹介する書物の宿命です
 ☆最近アメリカでは、PCR法の実験手法が開発されて
 *古代人のDNAも分析できるようになっている
 *今後ますます、人類の進化史の詳細明らかになるでしょう
                     (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人類の起源』








我々はどこから来た何者、どこへ行く3(最終回)
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« がんは体だけでなく心も苦しめる | トップ | The New York Times 20OCT ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史」カテゴリの最新記事