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『脳にメスを入れる』『ロボトミー手術の副作用』『ケネディーの妹』

2024年07月21日 | 生命科学
🌸脳を切る 悪魔の手術ロボトミー2

⛳「ロボトミー」登場の衝撃
 ☆モニスが前頭葉の一部分を切った
 *フリーマンは、前頭葉と視床の間の神経線維の切断にたどり着く
 *フリーマンは自分たちの手術方式に「ロボトミー」の名前をつけた
 ☆フリーマンのすごさ
 *手術で治せるなどとは考えられなかった神経疾患や精神疾患
 *メスを入れることで治せると外科的に対処してみせたこと
 *多くの人々の認識に揺さぶりをかけた
 *統合失調症など精神疾患の多く今でも外科的には治療できない
 ☆現在は、パーキンソン病などの神経疾患に関しては
 *手術で症状を改善することができるようになってきた
 ☆脳は非常に細かい神経線維が複雑に絡まり合った塊なので
 *現代の脳外科手術では治療器具を機械で固定して
 *直径1~2ミリの部分をビンポイントで狙う繊細な精度で行う
 ☆フリーマンはマスメディアを積極的に利用した
 *記者たちを集めては手術前後の様子を取材させた
 *ロボトミーを奇跡を起こす″魔法の手術″として紹介した

 ☆時の人となったフリーマンのもとには
 *精神疾患に悩む患者やその家族が次々に訪れるようになる
 *有名人もやってきた (アメリ元大統領ジョン・F・ケネディの妹)

⛳普及した改良型ロボトミー
 ☆戦後の混乱期に、50万人を超える精神疾患の患者たち
 *設備もない精神科病院にただ無造作に詰め込まれていった
 *ロボトミーは、衝撃的な手術であった

 *準備がほとんどいらず麻酔の代わりに
 *精神科医が扱い慣れた電気ショック装置で患者を昏睡状態にする
 *目の裏側にある頭蓋骨の一番薄い部分に向け
 *アイスピツクを差し込んで脳に分け入り、神経組織をかき切る
 *時間にしてわずか10分足らずの、簡単な手術だった
 ☆新しいロボトミーに公立病院が飛びついた
 *精神疾患患者であふれ返っていた公立病院
 *長期入院患者を退院させることができる
 *それまで暴れていた患者が落ち着きを取り戻し
 * 症状が改善に見えたことがロボトミーの普及を後押しした
 ☆宗教の布教活動のような情熱で、フリーマンは全国を飛び回る
 ☆日本では、戦前新潟医科大学で、国内最初の前頭葉切除手術を行った
 *戦後は、東京都立松沢病院や日本医科大学において
 *精神疾患の治療としてロボトミーが取り入れられ広がる
 ☆フリーマンとロボトミーの前途に、暗雲が漂い始める
 *手術による重篤な副作用が問題になり始めた
 ☆ジョン・F・ケネディの妹も、悲惨な運命を辿った
 *ロボトミーによって人格が破壊され、重い後遺症に苦しみ
 *家族から隔離されて養護施設に入ることになった
 *彼女は亡くなるまでの60年あまりを、施設でひっそりと過ごした
 ☆劇作家テネシー・ウィリアムズの姉ローズもまた
 *ロボトミーの犠牲者の一人だった
 *ローズ・ウィリアムズも後遺症に悩まされ
 *長い余生をサナトリウムで過ごさざるを得なかった
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『闇に魅入られた科学者たち』





『脳にメスを入れる』『ロボトミー手術の副作用』『ケネディーの妹』
(ネットより画像引用)

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