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医師自身が経験した「認知症介護のコツ」

2022年07月07日 | 認知症
🌸医師自身経験した医師母親の認知症介護

 ☆90歳越え母親の「認知症介護のコツ」

母は大正生まれの凛とした女性
 ☆日頃から、格好よく死にたいと口にしていた母
 *母の希望とは異なり、心が壊れそして天国に逝きました
  ☆自宅で母を入浴させるのは一大イベント
 ☆母は家内に風呂で一緒だったオヤジさんは誰だったかね?と尋ねた
 *母の頭の中の息子の記憶は子供の頃のイメージが強い
 ☆認知症では新しい記憶から薄らいでいく

認知症の進行防止
 ☆認知症は病気ですが、本人にはあまり自覚がない
 ☆認知症進行防止には
 *基本的に会話が大切
 *指先を使うことも大切(料理、お裁縫、楽器の演奏、盆栽など)
 * 歩くことも大切で、毎日の散歩を励行する

認知症が始まると、本人は悟られまいと取り繕う
 ☆認知症が始まると
 *自分が壊れている姿を隠し上手に繕うようになる
 ☆母は読書が大好きでした
 *読書は認知症の早期には進行防止に役立つ
 *ある程度進むと読書ができなくなるが、それを隠したいのです
 *でも母はそれらの本を読んでいると語っていた

認知症患者に叱っても致し方ない
 ☆火の不始末、鍵のかけ忘れなどなどが起こる
 ☆筆者は母を叱責し母はしょげていました
 *そんな叱責は実は無意味でした
 ☆叱ってもできないのが認知症
 *叱っても決して認知症は改善されない

最期の過ごし方を話し合っておくのも必要
 ☆認知機能が低下し始めたら、将来を語っておいたほうがいい
 *母は「食べられなくなったら点滴もして欲しくない」と語っていた
 ☆認知症が進み、転倒し寝たきりの生活になる
 *食事を口に運ぶ生活が始まりました
 *最後は水もトロミをつけて飲ませました
 ☆その後、痩せてある日の朝、母は旅立ちました

認知症の介護は大変
 ☆介護者は人に「助けて」と言うことが大切と思う
 ☆人にはちょっと迷惑をかけてもいいと思っている
 ☆自分一人で解決しようと思わずに「ヘルプ」と叫んでください
 ☆人にちょっと迷惑をかけていると思うと、人の迷惑も許せる

介護施設は元気なうちから通う
 ☆認知症が進めば、介護施設にお世話になるのも必要
 ☆母も介護施設をたくさん利用しました
 ☆介護施設には元気なときから通ったほうがいい
 *介護施設にお世話になる段階ではないと頑張るよりも
 *将来を見据えて、早くから介護施設を利用すれば
 *本当に困ったときにもスムーズに利用できる

日頃から感謝して生きる
 ☆遠くの親戚「医療を施してください」と無責任なことを言う
 ☆本当に介護をしている人は、天国に送ってあげたい
 ☆ 医療は産業です。患者は顧客です
 *「お任せします」と家族が言えば
 *医療サイドは、倫理観と経営的視点から長生きさせる
 ☆筆者は胸を張って言います
 *「何もしないでください。天国に逝く時です」
 *亡くなると、嫌な思い出はすぐに消えます
 ☆人はみんな死にます
 *日頃から感謝して日々を生きていきたいと思っている
                      (敬称略)                                     
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、幻冬舎『GOLD ONLINE』


医師自身経験した医師母親の認知症介護
『GOLD ONLINE』記事より画像引用)

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