慶喜

心意気
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『アルツハイマー病抗体で治療』『レカネマブ』

2024年12月10日 | 認知症
🌸アルツハイマー病の抗体治療

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆復習的要素強く、容易に理解できます

アルツハイマー病の生成過程
 ☆アルツハイマー病の原因はいまだに不明
 *わかっているのはアルツハイマー病患者の脳に
 *アミロイドベータというタンパク質が沈着していること
 *最近はアミロイドベータ沈着が病気の原因と考えられ始めている
 ☆アミロイドベータは健康な人の脳でも作られている
 *通常は脳に蓄積されずに脳外に排出される
 ☆理由は不明だがアルツハイマー病患者では
 *アミロイドベータ同士がお互いにくっついて凝集体を作り
 *これが神経細胞にからみついて脳からうまく排出されなくなる
 *この過程で神経細胞が死に始め
 *脳が次第に萎縮してきて、認知症が進行していく

アルツハイマー病の新しい治療薬としての抗体医薬
 ☆最近、アミロイドベータの凝集体形成を
 *抗体投与によって阻害する試みが行われている
 *アミロイドベータが凝集体を作る前あるいはその過程で
 *抗体を作用させ、アミロイドベータの凝集体形成を抑えて
 *脳外に排出させてしまおうというもの
 ☆レカネマブというモノクローナル抗体この目的で使われている
 *2週間に1回、静脈内投与する
 ☆臨床効果に対する会社からの発表
 *レカネマブ投与で、アルッハイマー病患者の認知機能の低下進行
 *有意に抑えられたとのこと
 ☆最近、日本でも使用が認可され、医療保険が適用された
 *レカネマブの薬価は高く、1年間の治療費が300万円ぐらいになる

⛳レカネマブ臨床使用での懸念点
 ☆現時点では、抗体投与を始めた時にいつまで続ける必要があるのか
 *あるいはいつやめたらいいのかに関する臨床データがない
 *多くの人が治療を開始した場合には、国全体の医療費高騰につながる
 ☆もうひとつの懸念副作用
 *抗体投与を受けた人たちの一部で脳の萎縮が見られている
 *アミロイドベータは血管壁にも沈着するためか
 *レカネマブ投与によって血管壁がもろくなる
 *微小出血が見られた例も報告されている
 ☆認知症の進行が抑えられたとしても
 *脳神経系の機能に影響するような副作用が出るのであれば
 *これは慎重に考える必要がある
 ☆テレビ、新聞、雑誌などでは
 *アルツハイマー病に対する魔法の薬が出たかのように報道されてるが
 *まだそこまではいえず、今後の結果を待ちたい
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』






『アルツハイマー病抗体で治療』『レカネマブ』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)

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