慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『リビング・ウィル』『ALS患者さんの死への衝動』『担当医師の悩み』

2024年08月17日 | 医療
 🌸譲り渡される命と心4

⛳混同されている尊厳死と安楽死
 ☆尊厳死とは
 *終末期医療における延命治療を受けず
 *自然の経過で死までの過程を受け入れること
 *即ち死の問際に、根本治療につながらない医療行為を受けない
 *意思に基づいた看取り計画を指す
 ☆「リビング・ウィル」とは
 *交通事故や心筋梗塞は突然起きるので
 *死の予感のないうちから、延命治療を受けないことを
 *文書に残したり、登録したりする事

⛳患者さんの「死への衝動」も症状である
 ☆ALSは神経難病の中でも少し特殊
 *検査はあくまで補助的に用いるが
 *基本は臨床症状による診断で行なう
 *がんのように画像や病理組織で診断が確定されない
 *客観的指標が乏しいまま病状が進行していく疾患
 *医師でも患者さんにも不確実性下での意思決定する
 *極めて理性的な選択が求められ続ける
 ☆死にたいという気持ちはALSの病態そのもの
 *死にたい気持ちは、患者さんを取り巻く絶望的な状況によるのでない
 ☆身体が健康な人にも起こる、うつ病などの精神疾患と同じなのだ
 *死への衝動はALS疾患の一つで治療すべき対象だ
 ☆ALS疾患の患者さんに
 *「身体が自由に動かせず、自分で呼吸もできない可哀そう」
 *それは、時代にそぐわない感想なのだ
 *脳神経内科医からの切実な願いは
 *患者さんに、苦しみに追い討ちをかけないで欲しい

⛳遺された者が背負う苦しみ
 ☆患者さんに真摯に向き合ったことのある医師ならば
 *精神症状を有する患者さんに自ら死なれてしまった経験は誰しもある
 ☆筆者も患者さんに、自死を選ばれてしまったことがある
 *ご家族は、多くの苦労の積み重ねの末だと思うし
 *患者さんの家族でも自死の原因は分からない
 *直前までまったくいつも通り毅然としていた
 ☆今後、ALS患者の苦痛も取り除く努力が医師には必要だ
 *診断が人を死に至らしめることはあってはならない
 ☆早期発見が早期治療に結びつくならば診断は正義だが
 *早期絶望に結びつくならば
 *診断自体を避けるべきではないのか
 *診断を告げるのがとでも苦しい
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『死の医学』





『リビング・ウィル』『ALS患者さんの死への衝動』『担当医師の悩み』
(ネットより画像引用)

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