慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『『国家と宗教』』20(政治の本質)

2021年04月07日 | 政治
🌸『国家と宗教』20(政治の本質)

 ☆政治(まつりごと)の中に見出した「理性」への期待
 ☆ヨーロッパ精神史
 *プラトニズムから原始キリスト教、中世カトリシズム、宗教改革、
 *ドイツ観念論、実証主義とマルクシズムを経てナチズムに至る
 ☆「国家と宗教」というテーマを軸に壮大なスケールで叙述する
 ☆著者、南原繁

⛳『国家と宗教』著者のプロフィール
 ☆かつて、政治と宗教は密接な関係にあった
 *ローマ帝国やオスマン・トルコといった国家の姿に見られるように
 *歴史の中に宗教性を帯びない国家は、存在しない時代があった
 ☆『国家と宗教』の副題に『ヨーロッパ精神史の研究』とある
 *古代ギリシャにまでさかのぼってひもときながら
 *ヨーロッパの国々と宗教の関係性を述べている
 ☆古代国家では、政治と密接に結びついた宗教
 *個人の人間性高めるより、社会を形成する基礎となっている
 ☆中世には、国家とキリスト教会の結びつき、過度な権力性を帯びた
 *人間性の没落を招いていったと著者は批判する
 ☆近現代に入って欧米社会から発生した「政教分離」の考え方
 *人間を宗教の圧迫から解き放ってはいない体制から現れたのが
 *人間性というものをまつたく顧みなかったナチス・ドイツ

⛳『国家と宗教』での著者の思い
 ☆かっては、国家とは宗教の教義に従属するものであった
 ☆「国家」は、これといつた理想、目的が存在しなかった
 ☆中性の国家が人間性の没落を招いたことを著者は批判する
 ☆著者は「政教分離すれば全部解決」短絡的な主張はしてない
 *アドルフ・ヒトラーのキリスト教嫌いは有名であった
 ☆著者(南原)自身は、内村鑑三の影響も受けたキリスト教徒
 ☆南原は、日本が第二次世界大戦の講和を結ぶ際、
 *ソ連を含めた全交戦国と全面的な平和条約を結ばねばならぬと主張
 *吉田茂首相に、現実感覚を欠く「曲学阿世」と批判された
 ☆本書はそんな南原の奥深さを示す一冊
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世界の古典』より




『『国家と宗教』』20(政治の本質)
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 菅義偉氏「家の事情」 | トップ | 愛子さま・皇位継承へお相手... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事