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我々はどこから来た、我々は何者、我々はどこへ行くのか2

2022年10月18日 | 歴史
🌸我々(どこから来たのか?何者か?どこへ行くのか?)

遺伝子の役割
 ☆ホモ・サピエンスが世界に展開する中で
 *ネアンデルタール人やデニソフ人から
 *環境に適応するのに有利な遺伝子を受け継いでいる
 *ある環境下では有利・不利になる遺伝子の違いがある
 ☆集団の持つ遺伝子の構成は時間とともに大きく変化していく
 ☆遺伝子を長いスパンで考えると
 *特定の遺伝子の有無を集団の優劣に結びつけることには意味がない
 ☆ゲノムの違いを重視するというのは
 *0.1%の違いに重きを置く考え方
 *ヒトの持つ価値は残りの99.9%の共通性のほうにもあるはず
 ☆「人類は平等である」の考え方にたどり着く
 ☆私たちは、ゲノムは両親のものを受け取り
 *シャッフルして新しい組み合わせとして子どもに伝えていく

民族と地域集団
 ☆ホモ・サピエンスという一種の生物
 *生物学的な特徴で細分化することはできない
 ☆現実の世界には、言語や宗教などの文化的な違いで定義される
 *「民族」との集団も存在しするが「民族」に生物学的な基礎ない
 *古代ゲノム解析で、ヨーロッパのように
 *集団形成のシナリオ大きく書き替えられている地域もある
 ☆民族という集団の成立は、古いものではない
   *ホモ・サピエンスがアフリカを旅立ってから6万年
   *民族は、人類史の中で見ても全体の1割程度の長さしかない
 ☆「純粋な民族」という概念
 *長期間、他集団との混合を経ずに存続している集団と定義すれば
 *数千年のレベルでしか存在していない
 ☆私たちの世界は、将来的には民族と遺伝子のあいだには
 *対応関係が見られない方向に変化していく
 *民族の生物学的な実態を失っていく
 ☆民族と人類を混同した議論は、意味のないものだ

地域集団の遺伝的特徴
 ☆現在では個々の研究の対象となるのは地域の集団
 *現代人のDNAサンプルを採取する際、祖父母の代までさかのぼり
 *その地域に居住している人たちを対象としている
 ☆現代の地域集団は、3世代程度までさかのぼった人びとの集合となる
 *現代人を対象とした世界各地の地域集団の遺伝的な特徴
 *このレベルでの時代幅で議論されているのを知っておく必要がある

 ☆同一の地域集団
 *過去と現在では遺伝的に見て異なる集団となっていること多い
 *百年の単位で見れば、将来的には今の地域集団の遺伝的な構成
 *世界のすべての地域で激変しているはずで、日本列島も例外ではない
 ☆私たちが見ているのは常に歴史の断面であり
 *恒久的に継続していくものではない
 ☆古代ゲノム解析が教えてくれた重要な事実です
                     (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人類の起源』






我々はどこから来た、我々は何者、我々はどこへ行くのか2
(『人類の起源』記事より画像引用)

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