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哲学書2(『君主論』『パンセ』)

2020年12月20日 | 哲学
🌸哲学書で読んでおくべき名著(『君主論』『パンセ』)

⛳『君主論』の概要(著者マキヤヴェリ)
 ☆『君主論』は、「君主政体論」と「君主論」で論じる
 *前半の「君主政体論」では、君主のあり方を論じた
 *後半の「君主論」では君主の心得を説いた
 ☆前半の君主政体論(世襲君主制と新興君主制に分けて論じる)
 ☆世襲君主制
 *制度や伝統があるので踏襲するだけで国家を維持できる
 ☆新興君主制
 *すべてをゼロから作り上げる必要があるり、様々な困難を抱える
 *風習の異なる国を支配するとき
 *君主に求められるのは「強制すること」
 *強制の手段として、自前の軍隊を持つことを勧める
 *良き軍隊のないところに良き法はありえないと主張する
 ☆後半の君主心へでは、君主の資質について持論を展開する
 *君主は冷酷であれ
 *慈悲深さが無秩序を生み、殺戮や略奪を許すことになる
 *最小限の見せしめで、秩序を維持したほうがましだ
 *「愛されるよりも恐れられることのほうが望ましい」と断言する
 *必要なときには善を捨て、悪を行うことさえ認める

 🐬『君主論』でのマキヤヴェリの思想
 ☆常に冷静に現実を見ていた
 ☆理想主義がより大きな悲劇を招くことを経験的に悟っていた

⛳『パンセ』の概要(著者パスカル)
 ☆『パンセ』人間の思考と行動を鋭く分析したエッセー
 ☆構成は3つに分けられている
 *1つ目は、人間の偉大さと悲惨さの矛盾について
 *2つ目は、問題を解決しようとする哲学者の無力
 *3つ目は、キリストの愛による悲惨さからの救い
 ☆1つ目の人間の偉大さと悲惨さの矛盾に関して
 *最も有名なのは、人間は「考える葦」との表現
 *葦とはすぐ折れる、か弱い植物だが
 *思考は人間の偉大さを示すもの
 *人間は自然の中で1番弱い1本の葦にすぎないが
 *人間は、悩みを放置したり、逃げ出したりせずに、頭で考えて
 *それに立ち向かおうとする強い存在たということ

🐬『パンセ』でのパスカルの思想と主張
 ☆物事を論理的に考えればそれでいいというのではないと
 ☆パスカルは、幾何学の精神と繊細の精神の2つが必要だという
 ☆幾何学の精神は、定義や原理で物事を客観的に分析する精神
 *即ち合理的に物事を考える精神
 ☆繊細の精神は、直観によつて全体を見渡す精神です
 *感情で物事をとらえる精神
 ☆パスカルは、機械とは異なる複雑な人間存在と主張する
 *その点を直視する必要があるとする
 ☆パスカルの基本的な洞察
 *人間は精神的に弱いものだ
 ☆人は絶壁が見えないようにするため
 *何か目をさえぎるものを前方に置いた後
 *人間は安心して絶壁のほうへ走っている存在である
                 (敬称略)
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⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『教養としての哲学』







哲学書2(『君主論』『パンセ』)
(ネットより画像引用)

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