🌸加齢で衰えてしまう免疫
☆免疫は、自己と非自己を識別して異物を排除する防衛機能
*免疫は、老化に伴ってその働きは低下する
*それが、感染症や発がんに対する抵抗力の低下を招く
☆白血球が免疫を担っている
⛳白血球の中の役者たち
☆免疫反応には2つのパターンがある
☆白血球が免疫を担っている
⛳白血球の中の役者たち
☆免疫反応には2つのパターンがある
①自然免疫(生まれつき備わっている免疫)
*異物排除が不十分な場合に獲得免疫が動き出す
*白血球の中で自然免疫に登場する主な役者
*異物排除が不十分な場合に獲得免疫が動き出す
*白血球の中で自然免疫に登場する主な役者
☆好中球
*これらが、病原体などの特有の構成成分をパタ―ン認識して
*手当たり次第に立ち向かう
*また、炎症性サイトカインを放出して周囲の細胞に警報を発する
*自然免疫で真っ先に駆けつける火消し役は好中球
*好中球は、異物を食べて分解する食細胞
*好中球は、異物を食べて分解する食細胞
*他の白血球を応援部隊として呼び込む役割も持っている。
☆マクロファージ
☆マクロファージ
*ウイルスや細菌に加えて死んだ細胞なども食べる「生体内の掃除役」
*サイトカインを放出して周囲の細胞を刺激する
☆樹状細胞は食細胞の一種
☆樹状細胞は食細胞の一種
*異物の抗原情報を、獲得免疫に関わる
*ヘルパT細胞、キラT細胞に伝える働きを担っている
☆NK細胞
*ウイルス感染細胞やがん細胞などを退治する
☆自然免疫は獲得免疫とは異なり
☆自然免疫は獲得免疫とは異なり
*異物(抗原)を記憶しておくことはできない
⛳ビンポイント攻撃を行う獲得免疫
➁獲得免疫
⛳ビンポイント攻撃を行う獲得免疫
➁獲得免疫
*個々の異物に選択・特異的に働く「ピンポイント攻撃」が特徴
*獲得免疫は、液性免疫と細胞性免疫に分けられる
*獲得免疫は、液性免疫と細胞性免疫に分けられる
*立役者はリンパ球の一種T細胞とB細胞
*T細胞にはヘルパT細胞、キラT細胞、制御性T細胞
①体液性免疫
①体液性免疫
*樹状細胞から抗原情報を得たヘルパT細胞
*B細胞に抗体を作るように指令を送る
*産生された抗体は補体と協力したり
*食細胞を活性化したりして、異物を攻撃する
*抗原に反応したB細胞の一部、メモリーB細胞になり異物を記憶する
➁細胞性免疫
*免疫細胞が感染細胞やがん細胞を直接攻撃する
*樹状細胞の抗原提示を受けたヘルパT細胞
*サイトカインを出してキラT細胞やNK細胞を活性化させる
☆制御性T細胞は、免疫細胞が正常な細胞を攻撃するのを防ぐほか
☆制御性T細胞は、免疫細胞が正常な細胞を攻撃するのを防ぐほか
*免疫反応が過剰にならないようにセーブしている
☆キラT細胞の一部がメモリーT細胞になる
⛳機能低下だけでなく、余計なこともする
☆自然免疫も獲得免疫も、加齢に伴い働きが低下する
☆キラT細胞の一部がメモリーT細胞になる
⛳機能低下だけでなく、余計なこともする
☆自然免疫も獲得免疫も、加齢に伴い働きが低下する
☆B細胞もT細胞も、元になる細胞は骨髄で作られる
*未熟なT細胞は、胸腺で教育。選抜され一人前になる
*胸腺の機能は加齢とともに大幅に萎縮してしまう
*胸腺の機能低下によるT細胞の成熟障害他、骨髄の機能も低下する
☆T細胞もB細胞も、加齢によって総数はそう減らない
☆T細胞もB細胞も、加齢によって総数はそう減らない
*抗原に出合ったことがないナイーブ細胞の割合が低下して
*新たな抗原に応答したり、記憶したりする力が落ちる
*若い人に比べて高齢者では予防接種の効きが悪い
*若い人に比べて高齢者では予防接種の効きが悪い
☆自己と非自己の識別機能の低下・混乱で
*自らの体を攻撃してしまう自己免疫疾患などを誘発する
*免疫老化が進むと、炎症反応が起きやすくなる
*免疫老化が進むと、炎症反応が起きやすくなる
*制御する働きも落ちるため、体の中に蓄積して慢性炎症が生じる
*慢性炎症は、高齢者特有の多くの病気に関わる
(敬称略)
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⛳出典、『老化と寿命の謎』
『慢性炎症』『自然・獲得免疫』『体液・細胞性免疫』
(『老化と寿命の謎』記事他より画像引用)
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