
☆習近平政権に対するトランプ政権の対米貿易黒字2000億ドル削減要求は、米中貿易「100年戦争」の号砲
☆米側は、今年6月より2年間で対米貿易黒字を2000億ドルを削減するよう求めた
☆知的財産権侵害や米企業に対するハイテク技術提供強要の中止なども迫った
☆習政権は2000億ドルどころか、その半分でも対米黒字削減に応じるはずはない。
☆トランプ後の米政権にとり、中国の脅威の増大を食い止める最も効果的な方法は、中国の対米黒字大幅削減
☆終身国家主席の座を確保した習氏は絶対に譲らないだろう
☆2000億ドル削減は一帯一路に賭ける野望をくじき、共産党主導の経済モデル自体が崩壊危機にさらされる

☆ユーラシアから中近東、アフリカまでの陸海を結ぶ「一帯一路」をぶち上げた
☆軍拡を背景に、東南アジア各国に有無を言わせず南沙諸島を占拠する
☆それを支えるのがマネーパワー(流入外貨が経済・軍事両面に渡る膨張の原動力)
☆対米貿易で巨額の黒字を稼げなければ、通貨も金融も拡大させられない
☆中国の経常収支黒字は縮小する傾向にあり、昨年は1200億ドルにとどまった
☆2000億ドルもの対米黒字を減らせば、中国の対外収支は大幅な赤字に転落する
☆外準は3兆ドルを超え世界ではダントツではあるが中身は上げ底です

☆中国では、負債の増加額が外準の追加分をはるかに超えている
☆貿易などの経常黒字に加えて負債が大きく増えても、外準は前年をかろうじて上回る程度である
☆中国から巨額の資本逃避が絶えなく、資本逃避の規模は15年後半で年間1兆ドルに上った
☆輸出競争力強化のために踏み切った人民元切り下げを嫌って、投資家や富裕層が資金を海外に移したた
☆当局が人民元相場をやや高めに誘導したことで資本逃避は減った


☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します






米中貿易100年戦争の号砲が鳴った(『産経新聞』記事より画像引用)