『親学』『高橋史朗』『江戸しぐさ』『学校教育の現場の賛同』

🌸ジェンダー・バッククラッシュの煽動３

⛳親学と「江戸しぐさ」
　☆親学の提唱者である高橋史朗

　＊生長の家学生会全国総連合（生学連）に所属していた 

　＊党保守の論客であり、感性教育や親学を啓蒙普及する活動を行い

　＊明星大学、麗澤大学 狛の教授も務めた

　☆親学において、親は母性的・父性的関わりを通して

　＊子を教育する責任を持つことと

　＊子どもの発達段階に応じた子育てをするために

　＊親になるための学びをなすこととされた
　☆高橋の問題意識の背景には

　＊新型学級崩壊、児童虐待、発達障害的傾向を持つ 第子どもの増加等

　＊彼は子育て環境に出来する発達障害の存在 を指摘することで

　＊脳機能障害としての発達障害が適切に理解されないという

　＊保護者や医療関係者と論争にもなった.
　☆高橋は、官から親学推進議員連盟（安倍晋三会長）を立ち上げ

　＊家庭教育支援法の制定をめざした

　＊民としての活動が親守詩の普及であり

　＊日本青年会議所などの協賛も得ながら各地で大会を開催している
　☆良好な親子関係を築くためには

　＊日本の伝統的な精神や家族関係に立ち返る必要があるし

　＊その自覚を持って歴史を学ばなければいけないという主張に結びつく
　☆極端な例として「江戸しぐさ」がある

　＊江戸しぐさとは、越川謹子を理事長として

　＊ＮＰＯ法人「日本のこころ。江戸しぐさ」が商標登録した固有名詞

　＊同法人の講演会でだけ聴講、会得できる

　＊江戸時代の町人たちの身体技法や思いやりの心とされている
　＊代表的な江戸しぐさの例は次のようなもの
　＊傘かしげ

　（傘をさしてすれ違ぅときに、相手も自分も傘を外側に傾けてすれ違う）
.　＊うかつやまり

　（込みのなかで足を踏まれたとき、踏んだ時は当然だが

　＊踏まれたほうも「こちらこそうつかりいたしまして」と謝る
　＊そのほか数百におよぶふるまい方がある

　☆２０１４年版の道徳教育用教材『私たちの道徳 小学校五・六年』で

　＊取り上げられたり、企業誌に記事が載ったりしている

　☆高橋史朗は語る

　＊日本の子どもたちが礼儀正しかったのは

　＊江戸町方で組織された江戸講や寺子屋などで

　＊親と地域が一体となつて『江戸しぐさ』を教えてきたからだ

⛳森友学園でも親学推進
　☆近世の歴史研究者は「江戸しぐさ」の存在

　＊いかなる史料にも認められないことから存在を否定する

　＊これは、江戸しぐさが主張されてきた当時からの難点だった
　☆安倍元首相の妻・安倍昭恵が関わつたとされる森友学園

　＊高橋史朗が同学園の塚本幼稚国で親学の講演を行っており

　＊教育勅語の暗唱も行っていた

　☆同学園の籠池泰典理事長夫妻

　＊「瑞穂の回記念小學院」の設立をめざした

　＊市価の数分の一で国有地の払い下げを受け

　＊学校建設の工事代金水増しなどで

　＊国と大阪府、大阪市の補助金を詐取したとされ

　＊懲役の判決を受けた
　☆親学の周辺を見渡すと濃淡はあれ

　＊日本会議や復古的な道徳教育で主導的な役割を果たす

　＊高橋史朗のような人物やその周辺において

　＊共鳴し合う復古的発想の持ち主たちが浮上してきている

　＊こうした人々のネットワークに政治家も参加し

　＊ナショナルな共同性を夢見てきた

　☆学校教育の現場で腐心する管理職や個々の教員にとっても

　＊親学は魅力的だったかもしれません
　＊子どもの個性や多様性に目を向けすぎる教育よりも

　＊社会性や公徳心の涵養に力を入れる教育に重心を移すことで

　＊授業で立ち歩きをする子や

　＊教育サービスの消費者意識が強い保護者への対応で心を病み

　＊休職・退職する教員が続出する現状の打開が図れると考えた
　☆「よい子」に育てることは

　＊「いじめっ子」によるわが子の被害や

　＊「ワガママ」な子による学級崩壊を怖れる

　＊保護者のニーズに合うし、学校組織の管理運営上も楽なのです

　☆心力のあるアイディアや集団に自分も関わっておけば

　＊そこから支持を得られるかもしないということで

　＊中身がなんであるかはそれほど気にしていない可能性もある

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
　☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『宗教と政治の戦後史』

                                                                                              高橋史朗

『親学』『高橋史朗』『江戸しぐさ』『学校教育の現場の賛同』

（ネットより画像引用）