終わってしまえば速かった春の渡り。タカ長はこの季節裏山で夏鳥を楽しんでいます。その折にも空を見上げていますがタカらしきものは何も飛んでいません。やはり終わってしまったのですね。
この観察地の主人公は間違いなくハチクマですが、そのハチクマは韓半島を経て日本に渡ってきていることが衛星追跡の結果で、目に見える形で示されています。何万か渡ってくるハチクマのうちの10羽程度の追跡結果ですから、すべてのハチクマが韓半島経由、と言いきれるかどうかは分かりませんが、いずれにしても春のハチクマの渡りは韓半島抜きでは語ることが出来ません。
ところがその韓国にはタカの渡りに興味を持っている人が少ないのです。最近は東南アジアの国でもタカの渡り観察が継続的に行われるようになってきていますが、それらの国に比べると韓国の動きが鈍くてタカ長はやきもき、イライラしているのです。ところが最近少しずつですが新しい動きが出てきました。
2007年の韓国鳥学会で鳥類研究センターのKS研究員(当時)が、韓国南西部の離島、紅島(ホンド)で行ったタカの渡り調査の結果を発表して優秀賞を受賞したのです。韓国の鳥学会でもタカの渡りに関する研究が認められた、と言うことなのでしょうか?とにかくタカ長には嬉しいニュースでした。
その時の写真をインターネットで見つけたので紹介させて頂きますが、画像サイズが小さいのはご容赦下さい。後列左から6人目がKS研究員です。顔の詳細は分からないでしょうが(それでも良いのですが、、、)若い人が多いことだけは感じていただけるでしょう。
このように野外での観察の場で見る限り韓国で鳥を見ている人は日本より若い人が多いのです。その若い人たちの中からタカの渡りに興味を持って取り組んでくれる人が数多く出てきてくれることをタカ長は切望しているのです。
(つづく)
この観察地の主人公は間違いなくハチクマですが、そのハチクマは韓半島を経て日本に渡ってきていることが衛星追跡の結果で、目に見える形で示されています。何万か渡ってくるハチクマのうちの10羽程度の追跡結果ですから、すべてのハチクマが韓半島経由、と言いきれるかどうかは分かりませんが、いずれにしても春のハチクマの渡りは韓半島抜きでは語ることが出来ません。
ところがその韓国にはタカの渡りに興味を持っている人が少ないのです。最近は東南アジアの国でもタカの渡り観察が継続的に行われるようになってきていますが、それらの国に比べると韓国の動きが鈍くてタカ長はやきもき、イライラしているのです。ところが最近少しずつですが新しい動きが出てきました。
2007年の韓国鳥学会で鳥類研究センターのKS研究員(当時)が、韓国南西部の離島、紅島(ホンド)で行ったタカの渡り調査の結果を発表して優秀賞を受賞したのです。韓国の鳥学会でもタカの渡りに関する研究が認められた、と言うことなのでしょうか?とにかくタカ長には嬉しいニュースでした。
その時の写真をインターネットで見つけたので紹介させて頂きますが、画像サイズが小さいのはご容赦下さい。後列左から6人目がKS研究員です。顔の詳細は分からないでしょうが(それでも良いのですが、、、)若い人が多いことだけは感じていただけるでしょう。
このように野外での観察の場で見る限り韓国で鳥を見ている人は日本より若い人が多いのです。その若い人たちの中からタカの渡りに興味を持って取り組んでくれる人が数多く出てきてくれることをタカ長は切望しているのです。
(つづく)