タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

キヌガサダケdeチン

2008年07月18日 | 山歩きから
本当はサンコウチョウdeチン(沈)しました

 暑さに負けず今日も山を歩きました。

 山道はいつになく静かだったのですが、、、、、あるところに来ると突然にぎやかになりました。夏鳥たちが越冬地に向けての旅立ちの相談をしていたのでしょうか?

「今年は例年通りに出発しますか、ホイホイホイ」
「うちは例年通りで良いですよ、ホイホイホイ」
「チョッと待って下さいよ。うちには小さい子がいるのですから、ホイホイホイ」
「アッ、子どもが腹をすかしたようですからチョッと失礼しますよ、ホイホイホイ」

 と言うような状態だったのでしょう。その一角だけは賑やかなのです。
 細い横枝に止まっているヒナは先日よりは鳥らしくなって、チョッと見にはコサメビタキの雰囲気、頬から頭にかけてほんのりと赤褐色に染まっているように見えます。

 大人たち(?)あちらでホイホイホイ、こちらでギィギィ、時には3羽が追っかけあいを始めたりして、お父さんがいくら美声でホイホイホイと語りかけても誰も耳を貸さない状態でした。

 一体何羽集まっていたのでしょうか?
 杉の枝影をチョコチョコ飛び回っていたり、奥のほうに飛んでいったり、私たちの頭の上のほうに飛んできたり、林床部の草原の上で虫を追ってみたり、、、、、

 収拾がつかない状態なので何羽かは数えられないのです。5~6羽なのか10羽以上いるのか、タカ長の頭も収拾がつかなくなって何羽か分からなくなりました。

 この一帯はサンコウチョウだけではなかったのです。オオルリ親子もいました。ミソサザイやヤマガラなどはわれ関せず、の状態です。(彼らは渡りをしないのだから今日の議題にはまったく興味がなかったのでしょう)

 今日タカ長たちは山歩きをしていたのです。しかし、夏鳥たちが大騒ぎをしているところに遭遇してしまったので一歩も進むことが出来なくなってチン。文字通り沈んでしまいました。



 その証拠写真にはなりませんが、今日もキヌガサダケを見つけました。

 暑さに食傷気味のこの頃ですがやっと暑中見舞いを書く時期が来た段階なのです。そのあとに嫌な残暑が続いてその後やっとハチクマの季節になるのです。
 日数的には50日程度ですが、、、、その日のつらいこと、、、、、、

 などと言わないでフィールドに出ましょう。出たからと言ってドラマが始まる保障はありませんが、出ないことには何も起こりませんから、、、、、。