タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の裏山

2010年12月29日 | 山歩きから
雪の中を歩きました

 今朝は夜明け前月が見えていました。

 好天を期待して裏山に行く気になったのですが、家を出る頃には曇り空に変わってしまいました。

 観察地に着くと、、、、、例のサクラが、、、、

  

 寒そうに咲いていました。この時期の桜は花のモテが良いようですね。雪の山をバックにしたサクラの花。

  

 しかし、バックがB山では絵にならないですね。曇り空の下の、モノトーンの風景のなかではピンク色の花は目立つはずですが、花にちからが感じられないので絵になりませんね。


  
 観察地の北側の山はすっかり白くなっていて、こちらのほうはいつもとはまったく違う風景になっていました。瀬戸内沿岸の風景とは思えませんね。

  

 これが岩山だったら迫力があるのでしょうが、、、、、、。無いものねだりをしても仕方ありませんね。この風景を見ると、この山の上をハチクマが飛んでいたのはもう何年も前のことのように思われます。雪は魔法使い、平凡な風景を別物に仕立ててしまいます。

 イヌワシとは言いませんが、せめてクマタカがこの上を飛んでくれると絵になるのですが、なかなかタカ長の思い通りにはなりません。

  

 50番鉄塔まで登ってみました。地面の雪は10cmに満たない程度でした。いつもとは違う裏山ですが、これでは雪山とは言いがたいですね。この年末の天気は良くないようなので、雪の量は増えてくるはずです。

 

 この雪の中でも白いキノコが生えていました。先日見つけたものですが、今朝の雪にしぼむこともなく、生き生きとしていました。何と言うキノコなのか、食することが出来るのか出来ないのか、何も分かりません。しかし、この時期にこのようなキノコを見ると「冬キノコ」と言いたくなります。夏キノコとは言っても、冬キノコとは言わないはずですが、、、、。

 観察地に下りてくるとそうま君たちが「ウソがいた」と言っていました。数羽の群(?)が観察地の斜面に飛んできたようで、手の早いそうま君は写真に収めていました。

 タカ長観察地ではハギマシコの情報もあります。鳥が目立たないこの頃ですが、じっくりと見ると色々な鳥が観察地の近くにいるようです。

 タカ長観察地はタカの渡りだけでなく、小鳥の観察地としても売り出してゆきたいと考えています。