タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

生きるということは、、、、

2012年04月16日 | 日々雑感

義母の見舞いに三次に行ってきました。先日転院して、、、、、これが三つ目の病院です。

前の病院で、リハビリをしても効果が認められないと言うことでこの病院に移されました。この病院は8人部屋で、みたところ義母と大同小異の患者さんがベットに寝ていました。

義母も、、、、、ハッキリ言ってしまえばただ死なないでいるだけの状態です。タカカノの呼びかけにも反応しているようないないような、、、、、。

どのような気持ちでベットに横たわっているのか、その気持ちさえ確かめるすべがありません。

          

          

病院のすぐ前は江の川をはさんで、昔からサクラの名所と言われていた尾関山のサクラを見ることができます。自分で少しでも動ければ、、、、いや、それができなくても車椅子に座ることができればこの風景を見せることも可能でしょうが、、、、、、、それもできない状態でベットに横になっている老母を見ると、あらためて生きることの意味を問いかけられているような気がします。

若くして亡くなる命もあります。タカカノのいとこのように、何も話せないまま急死してします命もあります。毎日不平不満を言いながら、それでも百歳近くまで生きているタカ長の母のような例もあります。

生き方も、死に方もひとそれぞれ、、、、、、できるものなら元気で長生きしてコロリと逝きたいと考えるのはタカ長だけではありませんが、、、、

老人病院のようすを目の当たりにすると、そのことを切実な問題として考えてしまうタカ長です。

          

病院からの帰りに友だちから教えられた豆腐料理の店で昼食を採りました。

本当に偶然ですが、その店で、、、この店のことを教えてくれた友だちのお母さんに会いました。聞けばお母さんもこの店は初めてだとか、初めて同士がここで出会うなんて非常に確率が低い偶然ですね。

そのお母さんは友だち同士で近くの土師ダムにサクラを見に来たとか、タカ長たちは昼食のあとその土師ダムを通って帰りました。

サクラはいまが盛り、、、広島市近郊ではこれだけのサクラが見られるところは他にはないのでは?

昨日の日曜日は大変な人出だったようですが、今日は渋滞もなく走りぬけ出来ました。いろいろ予定があるので車から下りないで、、、、、、車の窓を開けてこの写真を撮っただけです。

         

これでは何の写真か分かりませんが、、、、気になる人は是非お出かけ下さい。土師ダム、ですよ。

まだ2~3日は大丈夫、素晴らしいサクラを見ることができます。

 


韓国での調査にむけて

2012年04月16日 | タカの渡り

 今朝は曇り空。いったん姿を消したマミチャジナイの群れが飛びまわり、その数羽が電線や庭木の上に止まっています。さえずっている個体もいます。

 冬鳥が少なかった今年の冬、その罪滅ぼしのためにマミチャジナイが大挙して訪ねてくれたのでしょうか?

          

 さて、韓国行きの準備です。

 プサンでの渡り調査の相棒が見つかりました。10日間くらい一緒に調査できそうです。

 と言うことになると、、、、、タカ長の日程を調整して、、、、、何とかしないと、、、、、、。

 その日程調整、その詳細には触れませんが、いくらサンデー毎日のタカ長と言えども3週間も家を空けるとなるとそれなりに大変なのです。いろいろあってフットワークが悪くなっているのはひとりタカ長だけでなく、私たちの年代に共通することでしょうが、まぁタカ長もその一人だと言うことです。

 今回は前半は山登り、後半は渡り調査と言うことになると持っていく荷物も多くなります。それを最小限に抑えるためにどうするか?

 カメラはF社に小さいカメラで済ませるつもりでしたが、、、、、太宗台での観察となればこのように近くを飛んでくれるハチクマも多いのですから、そのハチクマを即写性におとる小さなカメラで迎え撃つには無理があるし、、、、、。

 と言うことでデジイチも持っていくことになりそうですね。タカ長の機材とウデではいい写真は撮れないとしても、以下のような写真を撮るチャンスがあるのに撮れないとなればそのストレスも大変なものになると予想されます。そのことを考えると少しくらい荷物が重くなるのは我慢しないといけないようです。

         

         

         

 今年も5月に韓国へ行けば、対馬海峡を渡って日本に向かうハチクマを見ることができます。

 そのハチクマたちの観察は朝が早くて、、、、、4時には起床して早々にタクシーで観察地である太宗台公園の入り口まで走り、、、、、そこから寝ぼけた体に鞭を打ちながら30分以上歩いて、、、、、、それからやっと観察開始になるのです。

 そのようなことですからこの調査は体力、気力がないと出来ません。いまのタカ長ならできるつもりですが、それもこの先何年出来るかわからないのです。

 先のことは先のこととして、、、、とりあえず今年の調査をがんばってみたい、、、、と思い始め、、、、その準備をしているタカ長です。