タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

人の気も知らないで

2015年02月26日 | バードウォッチング
2月23日(月)に行った山陰探鳥行は日帰りでした。

だから、米子の水鳥公園に着いたのは9時前でした。水鳥公園でねぐらをとった鳥たちの多くは飛びたった後、という時間です。

そのため絵に描いたような鳥写真を撮るのは難しいのでしょうが、、、、、、

    

それでも残り少ないハクチョウが水をけって飛びあがってゆくところを何度か見ることができました。しかし、、、、、

    

その距離は遠くて、なかなか思い通りには行かないし、、、、、その多くが、、、、、、

    

タカ長たちに尻をむけ、遠ざかってゆくほうに飛び立ち、、、、、

    

飛びあがったあともドンドンと遠くに向けて飛んで行き、、、、、、

    

チョッといい方向に頭を向けてくれたときははるか先、、、、、

これでは例の50倍でもシャープな写真を期待するのは無理なこと、何でひとグループだけでも近くを飛んでくれないのかと思ったものです。

ハクチョウだけでなく、鳥たち、、、、いや、、、、自然界で暮らす生き物たちは私たち人間の都合に合わせて生活しているのではないので、写真写りの良い方向に飛んでくれと願うほうが間違っているのですが、、、、、

それにしても少しくらい考えてくれとぼやきたくなりました。

ここでは「ハクチョウ」と書きましたが、水鳥公園のレンジャーの話では、、、、

「山陰ではハクチョウとコハクチョウは同義語だと言っても大きな間違いではない」ということのようです。しかし、ことしはめずらしくオオハクチョウが15羽はいっていると話されていました。

事実タカ長たちもコハクチョウもオオハクチョウも確認したのですが、ここでは単に「ハクチョウ」とさせていただきました。

ハクチョウといえばもう何年も前に、斐伊川の河口でアメリカコハクチョウを見たことを鮮明に覚えています。ハクチョウといえばコハクチョウの山陰で見たから余計に印象が強かったのでしょうか?

    

同じく水鳥公園で見たオオジュリンですが、このような小鳥類も思い通りのところに姿を見せてくれませんね。

せっかく撮っても顔に何かがかかっていたり、、、、、

そのような写真に限ってピントがきていたり、というのもよくあることですね。

    

いいチャンスが来るまでジックリ待つことのできない急ぎ旅で、このように全身が見える写真が撮れたのはラッキーだったというべきなのでしょう。

タカ長のように、冷やかし程度の野鳥写真家(?)でも色々なことを経験しますから、、、

本格的にとっておられる人はまだまだ多くの、それも良いことではなくガッカリした経験をお持ちなのでしょうね。