タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

気分を変えて

2015年09月22日 | 山歩きから
タカ長たちが「裏山」といっているのは極楽寺山(693m)の東面のことです。

極楽寺山は山と渓谷社の「新・分県登山ガイド広島県の山」にも紹介されていますから、広島県では有名な名山ということにしてください。

その極楽寺山山塊は南北にのびており、タカ長がよく行く71番鉄塔から大杉集落あたりがその北端になります。

きょう歩いた極楽寺あたりから南には原始の森が広がっており、タカ長たちがいつも歩いているところとは雰囲気が違う山歩きを楽しむことが出来ます。

連休中のいつもの駐車場は混みあう可能性があるので、きょうの裏山歩きは気分転換をかねて極楽寺山塊の南側を歩きました。

    

スタートは花の寺として有名な観音寺。そこに駐車させていただいて昔からの登山道を登ります。

このコースもいいコースですが、最近は利用する人も少ないようです。

    

途中から広島湾を展望できるところもありますが、ほとんどは森の中を歩くことになります。

極楽寺が近づくと森が深くなり、チョッとだけ自慢したい雰囲気になります。

そのコースを登ってしまうといつもの寺、、、、、いつものコースです。

展望広場で昼食をとりながら空に注目していましたがハチクマはおろかカラスさえ飛ばない状態で、、、、、

タカから森あるきにモード変換。

     

このあたりは国定公園にも指定されており、今でも深い森が残り、、、、、

    

このような、小さな池みたいなものもあり、深山の雰囲気があります。

実を言うとタカ長が登山目的のため初めて登ったのがここで、、、、、、いってみればタカ長の登山の原点になる山なのです。

    

その山の深い森を歩き、、、、

    

湿地みたいなところを見て、、、、、気分転換としてはいいやま歩きでした。

しかし、下り道は階段の連続で、、、

このコースを下りるのは一年に一回で良さそうです。

    

    

    

数は多くはないのですが、花も適当にあり、その意味でもよい山歩きでした。

3枚目のトジバニンジンなどピントが合いそうで案外合わない被写体なので、これだけ撮れれば上出来だと自画自賛しているのですが、、、、

いかがですか?

この時期にこのあたりを歩けばハチクマの渡りを見ることができます。

問題はその数と距離ですが、、、、、タカ長の成績はタカカノより悪かったようです。しかし、ゼロではないのでヨシとします。

    

観音寺に下りて向かいのピークを見るとタカが帆翔していました。

双眼鏡は片づけていたので断定はできないのですが、この時期ですからハチクマということにして、射程距離外のタカを撮ったのですが、、、、

    

帰宅してパソコンで拡大してみると、その中の1羽は尾羽が欠けているように見えました。何かトラブルがあったのでしょう。

タカの写真としては完敗の山歩きでしたが、爽やかな風と仲間たちの笑顔が見えて、、、、、

きょうもハッピーなタカ長です。