タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

雨の降る前に~2

2020年03月27日 | 山歩きから
予報通り雨になりました。もちろん、今日の裏山歩きはキャンセルです。

タカ長はテレビの番、タカカノは昨日採ったツクシのはかまを取っています。

この雨が降る前にやりたかったこと~その2です。

私たちの町にある東郷山の南を見たかったのです。登山というより、登山口探しです。

東郷山は広域合併が行われる前には広島市の最高峰で、標高は977.4、メートルあります。

    

昨日の軌跡です。

赤い線はいつも歩いている通常のルートで、青い線が昨日歩いた軌跡です。東郷山の南を歩きました。

この画像の右下に緑マークが見えますが、あそこが寒山(さぶやま)です。

このあたりのことを知らないタカ長、ルート開拓の意味もあって東郷山の南を歩いてみたかったのです。

   

しだれサクラとカタクリを見たあと、通いなれた東郷山への林道を歩きます。

前方の尾根が寒山へつながる尾根だと思われますが、今日のところはその様子が分かるところまでです。本格的な山支度はしていません。

この時間、小さな雨が降っていました。

    

東郷山へはここから左に入ります。昨日は直進。

ここから先へ行くのは初めてのことです。

    

少し歩くと開けてきました。

地図で想定したようななだらかな地形です。

    

植林のための伐採かも分かりません。しかし、豪雨災害によるらしい流木もたくさん見えました。

地図によるとこのあたりから左に登ると、本来のルートの鉄塔のところに登ることも出来そうです。

昨日はとにかく直進。 

    

終点までやって来ました。しかし、東郷山と寒山をつなぐ尾根はまだ先です。

様子を見るために踏み跡程度の径に入ってみました。問題なく歩けそうです。

タカ長が先導したり、途中からタカカノが先行したりして、とにかく尾根に登りました。

   

ここで左右(南北)に少し歩き、Yamapの軌跡に記録を残すことにしました。

東郷山の方向に少し歩くと「Bマーク」がありました。このまま登れば東郷山の山頂に行けるようです。

南に少し歩いてからひき返しました。寒山へのルートも問題なさそうです。

    

元の道にひき返し、切り株に座って昼食。

このあたりの雰囲気は最高でした。チョッとオーバーに言えば、信州の高原の雰囲気があるような、、、、、。

その表現が適切かどうか分かりませんが、タカカノと二人で放浪した信州の光源を思い出させる風景でした。

    

このような、何もない風景を見ると、独りで放浪した南大山を思い出しました。

大山から蒜山高原への道、いまの鏡ヶ成あたりはこのように何もないところでした。

今はまだ冬の風景で、木の芽もほとんどふくらんでいませんでした。4月になり、新芽が吹いてきて、そして、、、、

夏鳥たちがやって来ると、本当にどこか遠いところを思わせる風景になりそうです。

    

そのようなことを想像したり、、、

途中でツクシを採ったりしながら、スタート地点に帰ってきました。

そのように、昨日は充実した一日になりました。

タカ長にとっては初めての東郷山の南側でした。私たちのすぐ近くにこのような、いい風景があることを知ったトレッキングでした。

次は木の芽が開き始めるころ行きたいものです。