タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~4月6日

2009年04月06日 | タカの渡り観察
虫の季節になりました

 観察地のサツキに毛虫が目立つようになりました。暖かい陽気に誘われて出てきたのか、サツキの葉ばかりでなく、駐車場の縁石の上を一列縦隊になって這っていました。

 なんという名前か調べていません。このような虫は好きません。



 写真で見るとまんざらではないようですが、好きになれないものは仕方ありません。

4月6日   快晴

   観察者    タカ長 他
   観察時間   8:30-14:00

     ノスリ            4
     サシバ           1
     ハイタカ    西向き  1
     ハイタカSP  西向き  1
     ツミ      西向き  1

 今日の渡りは10時まで。その後はまったく記録できませんでした。

 飛ばないのか?  快晴の空に溶け込んで見えないのか?


今日の観察~4月5日

2009年04月05日 | タカの渡り観察
今日のタカ長は都合により観察できませんでしたが、、、、、

 情報は入ってきています。

 タカ長観察地では
     ノスリ           21
     サシバ           1
     ハイタカ    西向き  3

 呉市の休山(やすみやま)では
     サシバ           36
     ノスリ             3
     
ハイタカ     西向き  1
     ツミ        東向き  1

 その他山口県角島では
     ハイタカ属100羽以上の渡りを、、、、、、、、そして
     サシバの渡りを記録しています。

     このサシバは例年より早い到来となります。

     サシバは出すな、と頼んでおいたのに(トホホ、、、、、)

 この調子でハチクマも一週間程度早かったら、、、、、、
     5月7日からプサンで観察する予定のタカ長はヤマをはずすことになりそうなのです。今さら計画変更は出来ないし、、、、、


今日の観察~4月4日

2009年04月04日 | タカの渡り観察
 今日の観察、と言ってもこの雨では当然観察中止です。

 タカカノ、つまり奥様のご機嫌を取り結んでおります。

マレーシアの渡り速報です

 スワロおじさんたちも行った、マレーシアのタンジュン・ツーアンでの、マレーシア・ネイチャー協会による観察結果がネットで公開されています。



 スワロおじさんたちが滞在したとき最高2394羽のハチクマの渡りが記録されています。(3月10日)その後この記録を上回ったのは3月20日の2590羽だけです。3000とか4000とか言う数字を見ることが出来ません。

 タカ長が行った2007年は3392羽の渡りを見ることが出来ました。これがその年の最高記録ではありません。同年3月14日には3584羽の記録があります。しかし、今年はそのような大きな山が見えない感じなのです。

 マレーシア・ネイチャー協会は今年初めて長期調査を行っています。そのため今年は過去最高の(6万以上、と聞いています)シーズントータルを記録する、と言って観察に取り組んでおられました。しかし、この記録を見る限り、調査日数を増やしても観察総数はほとんど例年並み、と言うことになりそうです。

 その意味は不明です。いずれマレーシア・ネイチャー協会の手によって報告書がまとめられるでしょうから、それを読ませて頂く以外に、その理由を推測する方法がありません。

 タカ長が独断で気になる推測をするとハチクマの数が減少した?と言うことになりますが、本当のところはこのような推測はしたくありません。

 現地で一緒に観察したスワロおじさんたちからの情報を総合すると、、、、

 前は一点に向かって入ってきていたハチクマが、今は分散して入ってきている、と言うことだと思われます。

 スワロおじさんが訪れた日に調査主任をされていたGlenda Normlyさんが、最近は観察地周辺の開発が進み、いろいろなところに上昇気流が起きるのか、以前のように一点に向かって入って来ることがなくなった、と言うようなことを話されていたそうです。

 分散して入ってくると当然のことですが1ヶ所で観察できる数は少なくなるはずです。タカ長が訪れた日は(2007年3月9日)観察地の灯台をめがけて入って来ましたが、だんだんそのようなことがなくなってくるのでしょうか?

 総数が減ったと言うより、分散して入ってくるからと考えたいですね。

 本当のところはどうなのでしょうか?気になるところです。



今日の観察~4月3日

2009年04月03日 | タカの渡り観察
サシバ御一行様の到着です

 ミサゴ1羽しか飛ばなかった昨日の観察地、今朝は観察を始める前から渡り不明のオオタカ♂が1羽観察地の前を帆翔、幸先良いスタートになりました。

 9時前には南側の低いところから次々と5羽が帆翔を始めて、、、、、

 よく見るとサシバ。今季初認。それを記録する前に、翼の形は?尾の長さは?首の形は?、、、、、と何度も何度も見ました。何しろしばらくぶりのご対面ですから。

 その5羽は観察地の上を飛び吉おじさん宅を目指して流れて行きました。

 そのすぐ後、山口県上関の上盛山に行ったガミーネおじさんから
  「サシバが7羽来た、、、、」と電話が入りました。

 数は少ないとは言え、中国路のサシバの季節も始まったようです。

 ちなみに、昨年の初認は4月4日です。同じようにやって来た、と言うことでしょうか。

4月3日   晴一時曇

  観察者    タカ長 他 1名
  観察時間   8:30-15:00

     サシバ           5
     ノスリ            3
     ハイタカ    西向き  4
     ハイタカSP  西向き  1
     ツミ       東向き 1

 二日続きでゼロにならなくて良かったです。この時期は大きな期待が出来ないタカ長観察地ですから、、、、、。

 気になる週末の天気ですが、サシバ狙いの人はお出で下さい。

エナガの花見???

 近くのサクラの木にエナガが2羽やって来て、忙しく動き回っていました。



 うまくとらえたと思ったら、、、、、



 次の瞬間には飛び上がり、、、、。ピンボケでも写っていれば良いほうで、エナガがまったく写っていないショットもありました。



 この時だけ、良い場所でホンのチョッとだけ止まってくれました。





 あわててシャッターを切ってこれだけ撮ることが出来ました。

 昨日はサクラと雪の山。今日はサクラとエナガです。



今日の観察~4月2日

2009年04月02日 | タカの渡り観察
昨日の置き土産はこれです

 荒れ模様の昨日の天気。所用があって帰り支度を始めた途端にミゾレ交じりの雨、、、、、、

 そのとき観察地にいたカメ吉おじさんや新人さんに挨拶もしないで車に飛び込んで観察地を後にしたのですが、、、、、、

 今朝観察地に着くと山が白くなっていました。サクラの花と雪の山。どこか北国の風景を思わせます。(?)



 それほどのものではない、と言わないで下さい。タカ長はその気になって何枚も写真を撮ったのですから、、、、。



 いずれにしても、タカ長観察地では珍しい風景なのですから、、、、。

渡りの結果は????

 聞かないで下さい。立派な(?)ゼロでした。野球で言えば完封負け。ミサゴが1羽出たので、完全試合で負けたことにはならない、と観察者同士で話し合ったものです。



 観察終了間際にアカウソが2羽飛んできました。写真を1枚撮ったら飛び去りました。あっと言う間の出来事です。それでも証拠写真は残すことが出来ました。

 本日の観察時間  8:30-15:00
 本日の観察者   タカ長 蜘蛛ハカセ コリ吉 他 2名

 タカ長観察地の新人さん、本日はカケスとアカウソをはじめて見ました。

 何を見ても楽しいときです。タカ長にもそのような時期がありましたね、、、


今日の観察~4月1日

2009年04月01日 | タカの渡り観察
時ならぬ寒さに震えながら、、、、、

 今日の観察地は荒れ模様。朝の晴はどこかへ行って



 厚い雲が咲き始めたサクラの上を覆っていました。



 これでは花見も出来ません。写真には写せませんが、北からの風が強く(風力4、時にはそれ以上、、、、)観察も大変でした。しかし、



 それでも空を見上げる人がいます。熱心な新人さんです。この新人さんに天の川のような渡りか、100羽以上のタカ柱を見せてあげたいと考えています。

 とにかく寒い観察でした。14時過ぎにミゾレ模様の雨がやってきたので14時15分に撤収しました。

4月1日  晴れたり曇ったり 一時ミゾレ模様の雨

   観察者   タカ長 トビ吉  他 2名
   観察時間   9:00-14:15

     ノスリ           3
     ハイタカ    西向き  1
     ハイタカ    東向き  1
     ハイタカSP  西向き  1

 荒れ模様の天気なのにゼロにならなかったのですから、ヨシとしなければならないのでしょう。